母と私の着物ぐらし

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12月の着物コーデ~17日&19日

   ~同じ着物で帯を変えてみました

 

着物はポリエステルですが、縮緬風にしぼがあります。

 

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着物の柄で細紐のような柄は、熨斗と呼ばれることが多いです。

典型的な熨斗の文様は、同じ幅ではなく、だんだんに広がっています。

また、それを束ねた図案もあります。

 

これは、細い中に、亀甲、菊、桐、青海波、蝶などが描かれています。

 

<17日のコーデ> 

 

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オレンジに金糸が織り込まれている袋帯を選びました。

 

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スグリーンというのでしょうか、水色がかったグリーンの小物をあわせました。

帯締めは、着物の端切れで母が作ってくれた丸ぐけです。

 

<19日のコーデ>

 

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紺色の名古屋帯を選んでみました。

 

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帯の花は菊だと思われます。

菊は、長寿を象徴する植物とされているので、吉祥文様ですので、一年中使える柄です。

でも、菊の花の時期というのもありますし、今は盛んに咲いているという時ではないので、花が真ん中の目立つ部分に出ないように、お太鼓をあげました。

 

写実的な花ではないので、さほど気にすることもないのですが、横に縞状な柄がある帯の場合は、お太鼓のあげ方で印象が変わるので、試して見るのも面白いと思います。

 

先日のオレンジの帯と対比するために、紺の帯を締めたかったので、お太鼓のあげ方を工夫してみました。

 

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帯揚げはオレンジ。

帯締めは、茶というか、レンガ色というか、、、

着物の端切れで母が作ってくれた丸ぐけです。

布のつなぎ目が目立つ場所にあったので、ビーズをあしらいました。