~同じ着物で帯を変えてみました
着物の柄で細紐のような柄は、熨斗と呼ばれることが多いです。
典型的な熨斗の文様は、同じ幅ではなく、だんだんに広がっています。
また、それを束ねた図案もあります。
これは、細い中に、亀甲、菊、桐、青海波、蝶などが描かれています。
<17日のコーデ>
オレンジに金糸が織り込まれている袋帯を選びました。
モスグリーンというのでしょうか、水色がかったグリーンの小物をあわせました。
帯締めは、着物の端切れで母が作ってくれた丸ぐけです。
<19日のコーデ>
紺色の名古屋帯を選んでみました。
帯の花は菊だと思われます。
菊は、長寿を象徴する植物とされているので、吉祥文様ですので、一年中使える柄です。
でも、菊の花の時期というのもありますし、今は盛んに咲いているという時ではないので、花が真ん中の目立つ部分に出ないように、お太鼓をあげました。
写実的な花ではないので、さほど気にすることもないのですが、横に縞状な柄がある帯の場合は、お太鼓のあげ方で印象が変わるので、試して見るのも面白いと思います。
先日のオレンジの帯と対比するために、紺の帯を締めたかったので、お太鼓のあげ方を工夫してみました。
帯揚げはオレンジ。
帯締めは、茶というか、レンガ色というか、、、
着物の端切れで母が作ってくれた丸ぐけです。
布のつなぎ目が目立つ場所にあったので、ビーズをあしらいました。