花唐草の単衣に博多帯
6月のコーディネートは、雨との折り合いが大事になります。
絹は着心地は良いのですが、水に弱い!弱すぎる!という欠点があります。
今日は降水確率40%
ポリエステルの着物を選びました。
今日の着物は、唐草に花があしらわれているので、花唐草と呼ばれます。
地を這うように伸びる蔓性の唐草は、強い生命力の象徴とされ、吉祥文様です。
ギリシャやローマの文様から中国を経て、日本に伝わったのだそうです。
唐草と一緒に描かれている花が、菊であれば菊唐草と呼ばれます。
松であれば、松唐草です。
いろいろあります。
伝統的な献上柄ではありませんが、これも博多帯です。
博多帯は浴衣にも締めます。
涼しい感じを出したかったので、帯揚げ、帯締めは水色を選びました。
6月の単衣には、帯揚げは絽。
帯締めも、粗い組み方のもの(レース組と呼ぶ方もいます)の方が涼しそうです。