母と私の着物ぐらし

着物の決まり事 日々のコーディネート 趣味の茶事 母との暮らし 仲居さんのバイト

2月の着物コーデ~24日~大島紬に塩瀬の帯

2月も今週で終わります。

梅は満開です。

着物は季節の先取りが基本的な考え方なので、梅の着物は、また来年です。

 

さて、何を着ようかなと、考えて、先週は結城紬でしたので、今日は、大島紬を着ることに致します。

 

お茶の先輩のKさんに頂いたものです。

Kさんは、私と同じくらいの身長なのですが、この着物は、ゆくゆくはお嬢様がお召しになることを考えて、丈が長く仕立ててあります。

 

お母様としてのお気持ちを思うと申し訳ないのですが、私が頂戴できたご縁に感謝して着させて頂いております。

 

〇〇紬と言われるもので、最も有名なものが大島紬ではないでしょうか。

ですが、正確にいえば

大島は紬ではありません。

 

紬糸を使って織られてはいないからです。

生糸を使うことによって、軽さと独特の光沢と、精密な織柄が可能になりました。

 

その昔は紬糸を使っていたので、大島紬の名前があるのです。

最高峰の織の着物には違いありません。

 

塩瀬の名古屋帯を合せました。

 

f:id:hohoan:20210224182923j:plain

 

今日は、正面にグレーの部分が多く出るようにしてみました。

 

以前、結城紬に合わせた時はこんな感じです。

 

f:id:hohoan:20210217204527j:plain

 

f:id:hohoan:20210224183139j:plain

 

f:id:hohoan:20210224183544j:plain

 

小物は、ピンクがかった薄紫色を選びました。

 

帯揚げは、母が仕立ててくれた小紋の端切れをそのまま使いました。

 

f:id:hohoan:20210224183921j:plain

 

帯締めは、端が擦れてしまった帯を壊して作った丸ぐけです。