2月も今週で終わります。
梅は満開です。
着物は季節の先取りが基本的な考え方なので、梅の着物は、また来年です。
さて、何を着ようかなと、考えて、先週は結城紬でしたので、今日は、大島紬を着ることに致します。
お茶の先輩のKさんに頂いたものです。
Kさんは、私と同じくらいの身長なのですが、この着物は、ゆくゆくはお嬢様がお召しになることを考えて、丈が長く仕立ててあります。
お母様としてのお気持ちを思うと申し訳ないのですが、私が頂戴できたご縁に感謝して着させて頂いております。
〇〇紬と言われるもので、最も有名なものが大島紬ではないでしょうか。
ですが、正確にいえば
大島は紬ではありません。
紬糸を使って織られてはいないからです。
生糸を使うことによって、軽さと独特の光沢と、精密な織柄が可能になりました。
その昔は紬糸を使っていたので、大島紬の名前があるのです。
最高峰の織の着物には違いありません。
塩瀬の名古屋帯を合せました。
今日は、正面にグレーの部分が多く出るようにしてみました。
以前、結城紬に合わせた時はこんな感じです。
小物は、ピンクがかった薄紫色を選びました。
帯揚げは、母が仕立ててくれた小紋の端切れをそのまま使いました。
帯締めは、端が擦れてしまった帯を壊して作った丸ぐけです。