着物ぐらしの我が家には、古い着物や帯、端切れ等がかなり大きな衣装箱いっぱいに入っています。
この箱がなかなかの存在感です。
捨てれば済むことですが、捨てられないからこうなった訳で、何かに生まれ変われば、私の気持ちも穏やかに、端切れはこの箱から出ていってくれます。
そうして、やがてはこの箱そのものを片付けたい!
せめて小さな箱にしたい!
作っている間が楽しいので、不出来でも自分で作れば愛着心が湧くというものです。
50×37(反物の幅)cmの端切れ
今日は、この50cmほどの反物の端切れで何をつくりましょう。
袋にしてしまうのも良いのですが、入れる物が決まっていないと、袋を作りおいても、意外に活躍の時が来ません。
テッイシュBOXの
カバーが作れそうです。
口の部分を三つ折りにして、上の 面以外に
10cmあります。
ゴムを入れるタイプが作れます。
計った長さに合わせるために、両サイドのバラの柄がないところをカットします。
切れ端の処理があるので、耳の部分よりも少し長く寸法を取ります。
口の大きさを決めます。
真ん中から左右に8cm
16cmの口を開けて、それ以外を縫い合わせます。
アイロンをかけて、三つ折りにしてミシンをかけます。
縁を延長して印を付け、印を合せて、三角に縫います。
余分な部分はカットして、三つ折りにして縫います。
ゴムを入れることろを作ります。切り端の部分は折り込みます。
生地が十分にあれば、同じ長さにカットして、全体を三つ折りにするのも有りです。
ゴムを通せば出来上がりです。
78×19cmの端切れ
← 78×19cm (半幅)の生地でティッシュのカバーを作る場合は、生地に余裕が無いので、先ほどの四隅を切り取ってしまう方法ですと作れなくなります。
先ずは、カバーの上の面に使いたい部分を選びます。
人力車は生かしたいです。
ティシュの箱の 23×11cm なので、
78-2×(23+11)÷8=1.25
縫いしろは1cmほどは取れます。
端の柄の少ない部分から、11cm+縫いしろ2 をとり、中央の部分は2等分します。
下のような4枚になります。
多きい方の生地は、上面と大きい側面になります。
口を16cmほど開けて、三つ折りにして縫います。
箱の幅11cmを計って、小さい方の生地を縫い合わせます。
余分な分を切り取ります。
端を三つ折りにして縫って、ゴムを通せば完成です。
①21×37②20×37③8×21 3枚の端切れ
色の合いそうな3枚の生地
青、ピンク、水色
箱の周囲は
2×(23+11)=68cm
青とピンクの幅が37×2=74cm
青とピンクでサイドを作ることにします。
青とピンクの生地だけでも作れるのですが、3色の方が楽しいかと思うのです。
上の面をピンクと水色で作ります。
縦(11÷2)横23のところ、口は三つ折りにすることを考えて縫いしろを取ります。
縦(5.5+2+1)横(23+1+1)cm にピンクと水色を切ります。
サイドは裾を三つ折りにするとして縫いしろを足します。
箱の高さは4.5cm
4.5+1+2 幅は37cmのままで 青とピンクを用意します。
口の部分を16cm開けて、残りを縫ってアイロンをかけ、三つ折りにして縫います。
大きい方の生地の青とピンクを縫い合わせます。
上面の水色に、サイドのピンクを合せます。
縫いしろを取って、色が変わるところから縫い始めます。
角が縫いやすいように少しずらして縫っていきます。
角まで縫ったら、針は刺したまま押さえを上げます。
布を引いて、90度向きを変えます。
ぐるり縫って、最後の部分は、縫いしろを点前に折って、上に重ねて縫います。
たくさん余った場合は切ります。
ミシン目が気になる方は裏から縫わなければなりませんが、私は、表からぎりぎりのところを縫い合わせてしまいます。
裏に2か所ほどゴムを付けます。
たまたまこの幅のゴムが残っていたので使いました。
この半分の1cm幅のゴムで十分です。
以前作った小紋を合せたものに比べて寂しい感じがします。
100円市で買ったっこんなものがありました。
大きめのビーズで留めることが出来ます。
適当に付けてみたら、大分可愛くなりました。