ポリエステルの絽の着物は暑いです。
ブラウスでも、綿や麻は涼しいけれど、ポリエステルは暑いですよね。
絹は、夏は涼しく冬は暖かいという優れものですが、扱いが難しいです。
例年ですと、7月の終盤ともなれば、ポリエステルの絽の着物は暑くて、汗を拭きふき着ることになりますが、今年は、雨が多くて比較的涼しいのでその点は助かります。
コロナ下では、着物でお出かけの機会も少ないので、よりお気に入りの着物を着たいものです。
つくづくと、私は織り出した柄が好きなようで、これも絽に絣風な柄がプリントされています。
麻の帯を合せてみました。
網に掛かることなく、元気に泳ぐ魚と見るか、活きのいい魚の大漁を思わせるおめでたい柄と見るか、どちらにせよ水の中が描かれていて実に涼しげです。
例によってセンスの良いお茶の先輩からの頂き物です。
麻の帯は、シャキッとして、ゆるみません。
良い取り合わせだと思いましたが、 かなりの大雨の予報になってしまったので、帯も洗えるものに変えました。
芝は露芝として描かれることがおおいのですが、これは芝のみです。
変則的な縦の絽が、雨として表現されているのではないかと私は思っています。