毛糸で冬の帽子はいくつか作りました。
編む作業は好きなのですが、大きな作品は、飽きっぽい私には向きません。
帽子くらいが丁度いいのです。
夏用の帽子をサマーヤーンで編んでみました。
サマーヤーンというのは夏用の毛糸のことです。
絹や綿の物もありますが、これはポリエステルです。家にあった何かの余り毛糸です。
編みながら、頭に合わせてみたりしながら編むのが私流。
ゲージを取ったりするのも大の苦手です。
一応、風通しのよいようにと思って作ったのですが、タラタラで、つばのようになりませんでした。
そこで、思ったのが、荷物を縛るときなどに使う麻ひもで編んだらどうかということです。
もう少し、しっかりした感じに仕上がるのではないでしょうか。
100均で、麻ひもを2ロール買ってきて編みました。
てっぺんは、風通しの良いように長編みで、あとは小間編みです。
麦わら帽子のようにしたかったのですが、これが、かぶってみると暖かくて、夏には向かない帽子になってしまいました。
春秋用といったところでしょうか。
極細の毛糸があったので縁取りしました。
私にとって麻ひもと言ったら、これなのですが、今どきは色の付いたものがあるんですね。
緑色の麻ひもをやはり100均で2つ買ってきて編んでみました。
上の写真の帽子が被ると意外に暖かかったので、天井だけではなく、時々長編みを入れて風が入るようにしました。
色を染めた分、1ロールの長さは短かったようで、つばは少し狭くなりました。
同じく極細の毛糸で縁取りしました。
大きめに編みあがってしまったので、裏にゴムを入れました。
飾りですが、コサージュを作るのを趣味になさっていた母の知り合いから、余った部品を頂いたものを、組み合わせたものです。
母の舞台用の着物や帯にスパンコールを付けたりするのを私が楽しんでしていたのを御存じで、私なら、何かに使うだろうと思われたそうです。
この飾りが有ると無いとでは、だいぶ感じが違うと思います。