8月に入りました。
同じく薄物の時期ではありますが、7月とは少し違う風情を楽しみたいです。
そんなときに、トンボの柄は、秋の気配を感じさせてくれます。
<その1>
綿とポリエステルの交織
紗と言っていいのでしょうか。
昔ながらのもじり織りではなく、平織りを粗く織ってあるものです。
もはや、ガーゼに近いのでは (笑)
トンボが輪になってデザインされているところが気に入っています。
露芝の紗の名古屋帯と合わせました。
小物は、8月の初めなので、ブルー系でも良いと思いましたが、
いい加減に少し涼しくなって!という気持ちから、より秋を感じる茶を選んでしまいました。
<その2>
トンボを織り出しています。
平織りの部分も有るのですが、ここまで空いていると、絽と言うよりも
紗だと思います。
着物のオレンジの縞を意識して、帯は淡いオレンジを合わせました。
着物に使われている一色を頼りに帯を選ぶのは、間違いの無い方法です。
平作りの名古屋帯です。
帯揚げは、オレンジ
帯締めは、オレンジと相性の良いグリーンを選びました。
2枚とも母のお下がりで、好きな着物です。