母と私の着物ぐらし

着物の決まり事 日々のコーディネート 趣味の茶事 母との暮らし 仲居さんのバイト

3月の着物コーデ~川辺の桜を思わせる紫&水色の小紋

桜の頃にいつも雨が降りますね。

 

バイト先にご来店のお客様は

”雨だから少しは人が少ないかと思って、あえて出かけて来たの”

と、おっしゃっていました。

雨の日も前向きですね。

 

~25日

 

 

母のお下がりのポリエステルの小紋です。

地紋も桜になっています。

この着物は母も気に入っていました。

 

平仕立ての名古屋帯を合せました。

 

 

着物も帯も、水の流れや風の流れを感じられる模様です。

 

 

帯揚げは幅の広いショールを半分の幅に2つに切って端を始末した物です。

つまりは2本出来たので、1本はバイト先の更衣室に置いておいたら、使ってくれる人がいて、ちょっと嬉しいです。

ピンク、水色、黄色のぼかしになっています。

 

帯締めは着物の端切れで作った丸ぐけです。

生地のつなぎ目をごまかすためにビーズをあしらっています。

 

~26日

 

 

帯をローズ色の名古屋帯に変えました。

 

 

七宝と、何でしょう?唐花のような織柄が見えます。

 

 

帯揚げは水色。

帯締めは、白、薄紫、グレー。着物の端切れで作った丸ぐけです。

 

母が作る丸ぐけは、長尺なので、2度からげて藤結びにすることが多いです。

藤結びは、本来は振袖などに相応しい帯締めの扱いです。

なので、少し華やかな印象になります。

でも、たまには、遊び心で藤結びにしても良いのではないでしょうか。

 

ただ、法事のお席の担当になった時は、重なることは忌み嫌うので、普通に締めた方が良いと思っています。

袋帯も、二重太鼓になるので、注意が必要です。