母と私の着物ぐらし

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1月の着物コーデ~5日~6日

~5日

 

 

梅の柄の塩瀬の小紋です。

松の内に着る梅の柄の着物は、単に季節の花を身にまとうというよりも、<松竹梅>の<梅>として、おめでたいお正月にふさわしいと思います。

 

 

鳳凰の刺繍のある袋帯を合せました。

鳳凰も、平和な治世に現れると言われる伝説の生き物で、吉祥文様です。

 

 

小物はピンクを選んでみました。

帯締めは、着物の端切れで母が作ってくれた丸ぐけです。

 

 

~6日

 

同じ着物で、帯を変えました。

 

 

モノトーンに見える着物ですが、梅の輪郭は赤で描かれてあります。

着物に使われている色の中から、合わせる帯の色を決めると間違いがありません。

もともと、グレーと赤は相性の良い色合わせでもありますね。

 

 

帯は、平仕立ての名古屋帯です。

蜀江文(しょっこうもん)が織り出されています。

八角形や四角で隙間なく構成された文様です。

 

 

小物は水色を選びました。

帯締めの丸ぐけは、着物の端切れで母が作ってくれたものです。