着物は、着るだけで気分が上がります。
他の方の着物姿を見せて頂くのも好きです。
”素敵なお着物ですね” などと言って頂いたら、その日一日幸せです。
頑張って逆手結びをした日、先輩方が ”いい帯ね” と言って下さいました。
名古屋仕立ての名古屋帯で、裏と表の印象がかなり違う帯です。
つまりは二通りに楽しめるようになっています。
いえ、お太鼓の部分もリバーシブルになっているので、組み合わせとしては四通りです。
私は、逆手でないと結べない方の柄が気に入っているので、時間が掛かるのを覚悟で逆手に挑戦しました。
先輩がお太鼓の部分に織り込んでいる手の部分をよくよく見ておっしゃるには、
”反対側もいいじゃない”。
また、他の先輩が、
”昨日着ていた着物にも、この帯は合うよ。”
こんな風に私の着物や帯に関心を持って頂けて嬉しいです。
そこで、今日は、その<昨日着ていた着物>に、<反対側>を締めてみました。
胴になる部分は、お太鼓の右半分か、左半分のどちらかになります。
着物に赤い縞が入っているのを意識して、帯締めを選びました。
帯揚げは、前回も、この着物には合うと感じたので鮮やかな黄色です。