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1月の着物コーデ~28日~白地の名古屋帯

早いですね。1月も、もう28日。

今日は、夕方から雨の予報です。(←雪になりました)

昨日と同じ洗える着物を着ます。

 

吉兆柄は一年を通じて着ることが出来るのですが、

2月には梅を着たい、3月には桜を、、、などと思うと、結局、この着物の出番は昨年の1月以来でした。

 

ベージュ地に茶色の柄なので、秋にも出番がありそうなのですが。

 

今日は、一本持っていると便利な白地の名古屋帯を合せてみました。

 

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 白地で、オレンジ系の柄でしたら、かなりの色の着物と相性がいいです。

熨斗が刺繍されているこの帯は、たとえ金糸銀糸が使われていなくても、訪問着にも締めることが出来ます。

色無地でも、今日のように小紋にでも合います。

今日の着物は洗える着物ですが、着物の格は、絹とポリエステルで変わりはしません。

あくまでも柄ゆき、もしくは染や織の違いです。

 

ところで、今日、支度をして母の前に立ったら、

”あら、今日は随分大きく派手にしめたね” と言われました。

 

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気になったので締めなおしました。

この2枚の微妙な違いですが、母は、”うん、ずっと良くなった” と言いました。

 

お太鼓の大きさは帯の下線に合わせるのですが、ほんの少しずれていました。

母の目には違和感があったようです。

 

この帯を訪問着に締める場合は、からすを使ったりして帯を高く締める方法はあります。

お太鼓の下線と胴を回した帯の下線はいつも同じでも、帯を高く揚げれば、お太鼓が大きく派手な結び方になります。

 

 

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小物はモスグリーンを合せました。

オレンジと茶が同じ感じに映るところ、全く違う色合いを持ってくるとしまります。

帯揚げは意識して少し出し気味にしました。

 

本来は、帯揚げは、若い方は少し出し気味、年を重ねたらあまり出さないようにします。

帯揚げを見せると派手な印象になるので、お茶の先輩方はほとんど見せない方が多いです。