母と私の着物ぐらし

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1月の着物コーデ~14~梅と松の塩瀬の帯

お茶の先輩のKさんに頂いた塩瀬の帯です。

 

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 頂いたというか、

”これ、あなたに合うと思って” と、私のために買って下さった帯です。

 

松葉で梅をかたどっています。

 

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合せた着物は、同じくKさんから頂いた結城紬です。

紬独特の光沢が魅力的です。

 

帯を目立たせたい時は、着物は柄の無いものの方が帯の柄が際立ちます。

 

ブルーががったグレーの着物と、グリーンがかった水色の帯という、どちらも微妙な感じが合うように思います。

 

私は着物は長めに着るのが好きなのですが、紬なので、気持ち短めに着ました。

 

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下の方の松も出るようにお太鼓を上げると、松葉の梅はかなり上の位置になります。

 

本来、名古屋帯のお太鼓部分の柄は、若い方は上の方へ、年を重ねたら少し下げるのですが、この帯の場合は、絵付けをなさった方がこの位置を指定しているという感じです。

 

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胴の部分には、根付きの松が描かれています。

おめでたい柄として、お椀の蒔絵などにも見られる柄です。

神様が家に根付くように、又、地に足が着いた生活が出来るようにとの願いが込められています。

 

松の冬芽が淡いオレンジで描かれているので、それに合わせて、帯揚げも帯締めも大人しめのオレンジを選びました。