寒いですね。
エアコンのほんのりと暖かいのよりも、ガスストーブのぶわぁ~んと暖かい方が好みです。
でも、設定温度が低いと、そのぶわぁ~んという感じになりません。
下で、母が何か言っているので降りていくと
”ストーブが変だよ!壊れたんじゃないの!”
”さっきから、ラージにしているのに、ちっとも暖かくならないの。”
ーーー??? ラージ ??? LARGE???
ストーブの表示には ”L”
”ああ、これは、LOW だよ。”
”何よ。ローって。ラージじゃないの?”
ーーーなぜか怒っている
もちろん、ストーブは正常で、これは笑えるお話ですが、色々な表示が、お年寄りにはわかりづらいことがあるように思います。
今どき、カセットデッキを使うのは圧倒的にお年寄りだと思われるのに、REWだの、FFだのとわかりづらいので、<戻><早送>などとシールを貼っています。
小さい三角で、テープがどちらに進むかを表示しています。
目も老化すると、ピント機能が低下します。
白内障も始まります。
あんなに小さな三角は役にたちませんよ。
エレベーターの<開>と<閉>の表示も見ずらいですね。
母が乗ろうとしたときに、お友達が気を利かせて、<開>を押したつもりが<閉>を押してしまいました。
扉が急に閉まってきて驚いた母は、後ずさりに転んでしまい、手首を複雑骨折しました。
高齢者は、一旦くずれたバランスを立て直すことは出来ません。
どこかの病院だったと思いますが、<閉>のボタンは無くて、<開>のみというエレベーターに乗ったことがあります。
これ、いいな♡ と思いました。
間違いようがありません。
少し待てば扉は勝手に閉まります。
開けておく必要があるときに<開>を押す。
全てのエレベーターがこうなればいいのにと願っています。