母と私の着物ぐらし

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歩々庵だより~令和八年初釜<その4>

初炭をさせて頂いた後、懐石となります

 

時分時ですので、勝手を見繕いまして、粗飯差し上げます

 

な~んてご挨拶するんですけどぉ

随分と前から、何作ろうかなぁ~?と、悩んでいたことはちゃんと解って下さっているお客様です。

 



向付は、定番の鯛の昆布〆

お正月なので、金箔を乗せてみました。

加減醤油(薄口醤油を出汁で薄めたもの)がかけてあります

 

ご飯は一文字につけて、白味噌の味噌汁には、よもぎの生麩を使いました。

 

 

汁替えの時には、よもぎ麩と、くるみ麩を入れて、汁ももう少し多めです。

 

 

一献目のお酒は

Hちゃんが伊勢神宮参拝の折りにお土産で買ってくれた樽酒をお出ししました。

 

お客様の前で、開けさせて頂き

お客様の干支の金杯にお注ぎしました

 

今回のお酒は、全てHちゃん提供です。

行く先々で、お酒をお土産にしてくれます。

 

ちなみに

この日にお出ししたお酒は

① 伊勢慶酒 おかげ様 (上写真)

② 裏・半蔵 神の穂 純米大吟醸 (伊勢)

③ 石鎚 純米吟醸(愛媛)

④ 東魁正宗 純米吟醸 (富津)

 

 

 

煮物椀は、海老真丈

手前の<馬>は、かまぼこです。

青物は、菜の花

京人参の梅は、手前に入れるべきでした。

冷めないうちにと、何しろ慌てているので雑ですね。

 

 

お酒は充分に召上がって頂きます。

お正月なので、燗鍋に熨斗を付けました。

 

焼き魚は、サワラの西京焼き

 

預け鉢は、揚げ湯葉の煮たものに義叔母お手製の山椒の粉をかけて

椎茸は少し甘めに煮て、ほうれん草は煮浸しにしました。

 

 

強肴は、キノコの白和え 彩りに京人参と春菊も入っています。

 

 

向付は、鯛の昆布〆を食べ終わると、懐紙で清めて、おとり皿として使います。

 

預け徳利をして

お相伴の時間を頂いて

その後、八寸をお持ちします。

 

海の物は、数の子おかかまぶし

山の物は、菜の花の辛子和え

 

コロナ以来、お正客の盃をお借りして、お客様と亭主が順にお酒を頂く、

千鳥の盃はやめております。

 

お湯と、香の物をお持ちして

箸を落とす音を聞いて、お膳を下げに参ります。

 

歩々庵では、後座でお菓子をお出ししますので

お客様には、ご退席頂きます。

 

続きます。