母と私の着物ぐらし

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歩々庵だより~令和八年初釜<その3>

<本席>

 

リフォームの際に、

炉を切ろう!

でも、どこに?

と、色々悩んだ結果、歩々庵は、ちょっと亭主床となりました。

 

 

 

 

 

hohoan.hatenablog.com

 

大徳寺 黄梅院 太玄和尚のお手です。

 

元となっているのは、

鶯逢春暖歌声滑

うぐいす しゅんだんにおうて こえ すべらか

 

鶯は、絵にあるので、あえて文字にはしていません。

滑とも書かれていません。

 

鶯といえば梅ですが、この鶯は、しめ縄に留っているように見えます。

ん?神社?

 

寒い間に、懸命に練習をした鶯は、暖かい春の風を感じられる頃には

美しい声で鳴けるようになる

と、努力することの大切さを教えてくれる言葉なのですが

この鶯は、まだ歌の練習を始めたばかりの初な鶯のように見えます。

新春は、名ばかりの春ですが、暖かくなるまでには歌声も滑らかになることでしょう。

 

そんな想像が膨らみます。

 

炉の時期は、お部屋を温めるためにも先ずは炭手前(初炭)をさせて頂き

その後、懐石となります。

 

 

棚に羽と香合を飾っておきました。

 

香合は亀

全体に織部釉がかかっていて、甲羅には幸の文字が刻まれています。

羽は孔雀です。

羽、香合は棚に飾っておきました。

 

棚は、徒然棚

菱形なので、お雛様に使われることが多いですが、

炉の時期でしたら、いつでも使えます。

雅な印象の大好きな棚です。

 

続きます。