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歩々庵だより~5月の茶事<その5中立ちまで>

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<床>

 

風光日々新 

 

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風炉先  遠山

     和歌に多く詠まれている吉野山をイメージしました

 

み吉野の山の秋風小夜更けて

       ふるさと寒く衣うつなり

 

朝ぼらけ有明の月と見るまでに

       吉野の里にふれる白雪

 

み吉野の山辺にさける桜花

       雪かとのみぞあやまたれける

 

 

棚    尚歌棚(淡々斎好み)

     天板は色紙を2枚重ねたような作りになっています

     七宝が抜いてある柱は短冊を表現しています

     羽(犬鷲)香合(沈金 輪島塗)を飾ります

     

風炉に真形の釜(浜松)

 

 

水指  京焼

    十二ヶ月の花と鳥が描かれてあります

    焼きが粗いのか、水が滲むんですよね 😨

    シミになるんですよね 😨

 

 

懐石が済むと、気が抜けてしまいますが、頑張って炭手前

 

 

炭斗  利休形

 

灰器  雲華

 

お客様から

”紙釜敷きが涼しげだね” とのお言葉が!

 

こんな細かい所にも気付いて頂いて 感激!

波の模様があります。

 

 

歩々庵では、後座で主菓子を召し上がって頂いております。

濃茶のお点前が始まった時に清寂は得られませんが

じっと見られるのも、きゃぁ~って感じですし

お口が甘い内に、濃茶を召し上がって頂きたいです。

 

ということで、

炭を入れると中立ちとなります。

 

とはいえ、主菓子はここでご紹介させて頂きます。

 

 

七條甘春堂さんのご製で

名は 唐衣(からころも)

つまりは、カキツバタを表現したお菓子です。

 

寄付の貝合の八橋の場面と繋がります

 

唐衣(からころも)

着つつ慣れにし

つましあれば

はるばる来ぬる 

旅をしぞ思ふ

 

とても美しいと、お客様に好評でした。

もちろん、とても美味しかったです。