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仲居さん日記97~喜寿と米寿のWのお祝い

先日担当させて頂いたお部屋は、米寿と喜寿のダブルのお祝いの会でした。

 

     敬老の日のイラスト「おじいちゃん・おばあちゃん」

て、ことは、お父様が米寿で、お母様が喜寿

おおお、11才違いですか。

まあ、このくらいなら良くあることですね。

 

お嬢様が、取り仕切っていらして、可愛いお孫さん3人のお席をご指示下さいます。

主役のご夫婦にとってはひ孫ちゃんですね。

親子4代のお祝い会って素晴らしいです!

 

大人が7名様で、お子様が3名様

お子様方のお食事の面倒を誰がお隣でみるかで、お席が決まっていきます。

お嬢様、けっこうお悩みです。

 

私も桜の時期でなければ、このお悩みにずっと寄り添っていられるのですが、

ホールの方も手伝って!ね!と、Mちゃんにキツく言われていますし、

”お決まりになりましたら、お呼び下さい。お席を移動致します”

と、下がって参りました。

 

何かあったら呼ばれるだろうと、ホールに居りましたら

その日ホール担当のU先輩に

”ほほあんさん!お客さんがご自分でお盆を動かしているよ。ここはいいから行ってあげて”

 

すごい!担当の私よりも目を配っている。

急いでお部屋に伺いました。

 

で、無事にお席が決まりました。

 

ひ孫ちゃんは、女の子、女の子、男の子

下の坊ちゃんは、流石にお小さいです。

 

”坊ちゃんに子ども椅子をお持ち致しますね”

 

”すみません。御願いします” (お母様)

”だいじょうぶ!” (坊ちゃん)

 

アルアルです。

お姉様お二人が大人の用の椅子に座っているので、僕だって大人用で平気だもん。ふん!って感じですかね。

 

でもね、坊ちゃん、テーブルが高くて食べづらいよ~

 

子ども椅子をお持ちして、

”坊ちゃん、試しに座ってみますか?お嫌でしたら、こちらにしましょうね”

すぐ隣に大人椅子も置きました。

 

子ども椅子がフィットしています。

 

”うん。これでいい”

 

王子様な感じがたまらなく可愛い♡

 

~~~~~~~~~~

 

和やかにお食事が進み、デザートとなりました。

 

ご主人様に

”おめでとうございます”

米寿のお祝いのメッセージカード付のお皿をお出ししますと

 

”これ、違ってる。これは、こっち”

 

奥様にそのお皿をお譲りになります。

 

ほほあん  ???

 

”まいったな、俺、88なの? で、こっちが夫婦で、お前が娘かぁ”

 

そうなのです。ほほあん、やらかしました。

 

お母様の米寿のお祝い

お嬢様のご主人様の喜寿のお祝い

だったのです。

 

でも、そのお母様、すごくお綺麗な方だったんです。

とても80過ぎには見えませんでした。

 

それに、男の方って、お化粧もしないし、何のお構いもしないので、失礼ながら、てっきり米寿だと思ってしまいました。

 

頑張って取り仕切っていらしたお嬢様のご主人様が、喜寿のお祝いだったわけです。

 

私、思い込みの激しいところがあります。

反省です。

 

ただ、88才を77才と見間違われたお母様は上機嫌でした。

お帰りの時も、私に深々と頭を下げられて

”ありがとう。お疲れ様でした”

と、おっしゃって下さいました。

 

だから

まっいっか

 

良くないか、、、