母と私の着物ぐらし

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鶯逢春暖歌声滑

我が家の、お正月の床の間のお軸です。

 

鶯の絵

逢春暖歌聲 の文字

 

 

鶯逢春暖歌声滑

うぐいすは しゅんだんにおうて かせいなめらかに

 

という禅語から取ったものです。

鶯は、絵で表現されているので、あえて文字にはしていないのですね。

 

たどたどしかった鶯の鳴き声も、暖かくなるにつれて良くなってきた

というのが表面上の意味ですが、

 

鶯の美しい声は、懸命な練習の上にあるのであって、

何の努力もなしでは、あのようには歌えないものだ

という禅語らしい教えが、そこにはあります。

 

続きもあります

人偶時平笑瞼開

ひとは へいじにおうて しょうけんひらく

 

人は心穏やかなときは笑顔が自然とこぼれるものだ

という意味ですが、鶯と対になっているということは

人なら尚更に、日々の努力が大切であるというお諭しでしょう。

 

 

このお軸、実は初めてメルカリで購入したものです。

太玄和尚の掛け軸で検索していたのですが、

可愛らしい鶯の絵に心を掴まれました。

 

早朝散歩中のお友達からのスカイプで、生放送的に鶯の声を聞かせてもらったことがあります。

姿は見えないのですが、可愛らしい声は感動ものでした。

 

この絵を見ていると、その時の声が聞こえてくる様な気がします。