ご予約では、ご家族のお食事会と伺っておりました。
この、単に、ご家族のお食事会 っていうのが、
結構なイベントだったりするんですよね。
何のお集まりでしょう。
気になります。
で、
お出でになりましたら
ご年配のご夫婦と、息子さんお二人とお嫁さんと小学生低学年のお嬢様
これって、、、

金婚式 なんじゃな~い
その日は同じ時間にご予約が固まってしまって、板場は修羅場になりそうな予感、、、
何のお集まりですか?と聞きたいけどぉ、、、
聞いたところで、何も出来ないし、、、
ご案内致しますと、角部屋の広い窓から見える景色をとても気に入って頂けたようで、
歓声があがります。
先ずはホッと致しました。
申し訳ないけれど、知らんぷりで、お飲み物をお伺い致しました。
お飲み物をお出しすると、
乾杯!おめでとう!
やっぱりぃ
何も出来ないけれど、お祝いの気持ちは伝えたいです。
"お祝いのお食事会でいらっしゃいますか?
何のお祝いでございますか?”
"金婚式です”
ーーーやっぱりね。
”それは、おめでとうございます。
数々のお祝い事の中でも、金婚式はグレードの高いお祝いでございますものね。
お二人仲良く、ご健康で、お幸せでございます”
主役のご夫婦よりも、ご長男の方が嬉しそうで、大きなお声で
”ありがとうございます”
ーーー何も出来ないけれど、頑張って接客しなくちゃ!

で、乾杯をなさった後、すぐに記念写真を御所望でしたので
笑顔の写真を取るべく、張り切ります。
”ハイチーズ!” の後は、持ちネタの
”はい、とっても良い感じなのですが、少し固いので、
息子さん、面白いこと言って下さい”
言った瞬間、ここ、つかさず取ります。
ええっ~そんなこと突然にぃ の瞬間は、けっこう面白い写真が撮れるのです。
何枚か撮らせて頂いて、ご長男にご確認頂きますと、
"お陰様で良い写真です。ありがとうございます”
と、おっしゃって、お母様にお見せになります。
ところが、お母様は
”すました写真も撮りたい!”
ーーーおおお、なるほどぉ。
このお母様、お若いときはさぞやお可愛らしい感じの美人さんだったと思われる、
今でも美しいご婦人なのです。
ごもっとものご希望です。
記念写真は、化粧が崩れないうちに、早めに撮りたいとおっしゃっていたとのことです。
うちの母もそうですが、この年齢の女性って、
どこへも出かけなくても、身なりに気を配りますよね。
おっと
私の、今、パソコンの前に座って居るこの格好、、、
反省しなければなりませんね。