母と私の着物ぐらし

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5月の着物コーデ~テッセンの単衣帯と袷の着物

 

裏の付いていない、平作りの名古屋帯です。

 

平作りというのは、名古屋作りのように、胴に巻く部分が半分に縫い合わされている訳では無く、平らに仕立てたものです。

 

裏が付いていないということは、芯が入っていないと言うことです。

 

単衣の着物に合わせるのが相応しい帯ではありますが

 

だからこそ

 

一足先に、帯だけ少し次の季節に進ませる

 

ということは、温暖化になる以前から、先輩方がなさってきたことです。

 

 

普段使いの帯なので、↑ このように、紬や、↓ (次の写真)小紋用の帯となります。

 

帯揚げは、花柄の小紋の着物の余り布を利用しています。

帯締めも、端尺で作った丸ぐけです。

 

着物のブルー系の色を意識して、小物は水色を合わせました。

 

 

小紋に合わせると

 

 

着物の柄と帯が、ちょっとゴチャッとした印象で、残念!

 

 

こちらの方が、スッキリですね。

 

帯のテッセンは、グレーで描かれていますが

テッセンといえば、紫が美しいですよねぇ(白も素敵だけど・・・)

で、

この帯の時は、紫のテッセンを思い、小物類は紫を合わせることが多いです。