白っぽいこの小紋は、春に着ることが多いです。
ポリエステルです。
その１～博多帯と合わせる
伝統的な博多織を少し変化させたデザインになっています。
合せる帯の色を決めるときは、着物に使われている色の中から選ぶと間違いがありません。
遠目では解かりませんが、着物の柄に黄色が飛んでいます。
その黄色を頼りにクリーム地の博多帯を選びました。
小物類は、緑がかった水色を合せました。
布のつなぎ目をビーズをあしらって隠しています。
その２～白地に白の花の刺繍の名古屋帯と合わせる
真っ白に見える帯ですが、銀糸も入っています。
刺繍もあるので、その１の博多帯よりも少し格が上がります。
博多帯は、シャキっとして締めやすいです。
その織の素晴らしさゆえに献上品となるほどです。
博多献上と呼ばれていますが、多くの場合、普段使いの帯です。
帯揚げは赤紫。
帯締めも紫を合せてみましたが、あまりにきつい感じになってしまうので、グレー地の更紗柄の丸ぐけにしました。
同系色でまとめると、落ち着いた印象になれると思います。
