母と私の着物ぐらし

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7月の着物コーデ~7日~8日

~7日

 

夏に、紺色や黒の着物を着るのもなかなか良いものだと感じています。

と、言いますのも(← 使いすぎでしょうか)下の襦袢の白が透けて、より涼し気に見えるからです。

 

ただ、日差しが強い時は、太陽の愛を一心に浴びてしまうのが重荷です。

 

曇りでしたので、紺地の着物を選びました。

 

 

ポリエステルに綿が入っている、交織の着物です。

<紗>と言って良いかと思います。

 

紗???と迷うのは、今は機械織の物が多く、昔の伝統的な織とは違ってきているからです。

特に、私が夏に愛用している化繊や交織の着物は、以前は無かったような織り方のものもあります。

 

つい、紗なの?何なの?と、考えてしまいますが、それはもう、<薄物>と、ひとくくりで良いのではと思っているこの頃です。

 

着物には、確かに色々な約束事がありますが、それは礼装や正装のときに気を付ければ良いのであって、普段は、さほど窮屈に考えなくても良いと思います。

 

着物好きの私のような者は、着物人口が少ないことをとても寂しく感じています。

 

バイト先のある浅草では、若いお嬢さんがレンタル着物を可愛らしく着て、とても嬉しそうに観光をなさっています。

これをきっかけに、着物を好きになってもらいたいなぁ~また着たいって思ってくれるといいなぁと思いながら拝見しています。

 

さて、今日の着物です。

 

 

大きく、麻の葉の文様と、藤が染められています。

 

 

露芝の紗の名古屋帯を合せました。

 

 

ブルー系でスッキリと!を目指して、帯揚げは水色の絽。

帯締めは、絽の着物の端切れで、母が作ってくれた丸ぐけです。

紺一色よりも、少し柔らかくなります。

 

 

~8日

 

柄が気に入って、出来上がりを求めたのですが、ミシン縫いで仕立てられていて、ツレが気になります。

 

これは、ポリエステル100%なのですが、ウルトラ極細の糸で織られた生地なので、さすがに涼しく感じます。

 

 

 

着物は、<薄物>とさせて頂きます。

帯は、紗の平仕立ての名古屋帯です。

 

 

帯揚げは、水色の絽。

帯締めは、水色と白の組み紐です。

夏用に粗く組まれています。