~16日
母のお下がりです。しかも母が若い時の着物です。
つまり、半世紀以上前の物です。
それが、今も着ることが出来るって凄いことだとは思うのですが、それはひとえに母のメンテナンスのお陰です。
とはいえ、所々シミもあります。
というか、決定的に悲惨なシミは、母が縫いかえて、胴の部分に隠したのです!
蒸し暑い中でも、着心地は良いですし、仕事に着るのも惜しくない着物です。
この博多帯の色は、なかなか合せるものが難しく、色々試しているところです。
結構な自己主張をしてきます。
着物の色付けがピンクと水色なので、小物類も、帯揚げは水色、帯締めはピンクにしてみました。
~17日
~単衣の紬に絽縮緬の帯
母のお下がりの紬です。
洗い張りをして、仕立て直したものです。
軽くてシャキッとした着心地と、この色合いが私も気に入っています。
横縞は太って見えると思われがちですが、着物の場合、袖が縦のラインになるので大丈夫なんです。
奴だこみたいに手を広げて歩きませんものね。
これだけの刺繍があれば、小紋などにも合うと思いますが、柔らかい帯なので、紬に合わせてみました。