母と私の着物ぐらし

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12月の着物コーデ~11日

  ~織柄の着物に染の帯

 

織の着物では無いのですが、まるで織ったように見える柄が染められたものがあります。

 

なぜ、そんなややこしいことになるかというと、織り出すよりも、染めてしまったほうがお手軽ということでしょうか。

 

織の着物に対して、染の着物と呼ばれるものでも、反物ですから、つまりは布ですから、織ってはあるのです。

先ずは、白生地に織って、そこに柄を染めていきます。

なので、後染めの着物ともいいます。

 

織の着物は、先ず、糸を染めて、その染めた糸で柄を織り出しているものです。

なので、先染めの着物ともいいます。

 

ポリエステルの着物でも、先染めの着物もあります。

でも、紬や絣風な柄を染めたものもあります。

 

 

今日の着物もその一つです。

 

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私は、素朴な印象の織柄が好きです。この着物も気に入っています。

 

後染めの着物ではありますが、織の柄というこの手の着物の扱いを悩むところですが、私は、もう、織の着物と考えることにしています。

 

遠目や、写真では織の着物に見えますね。

 

染の帯を合せました。

 

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とても長さのある帯なので二重太鼓にあげました。

そうすることで、柔らかい帯のお太鼓の部分がしっかりします。

 

今日は残念ながら、すこし帯の合せ方がずれたようです。裏が見えてしまいました。

 

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小物類はオレンジ系を選びました。