何方かがおっしゃっていましたが、夏から急に冬になってしまいましたね。
暑いから単衣を着ておりましたのに、先週は、肌寒いけど、袷を出してないので単衣を着ているという、なんともルーズな状態でありました。
今日は雨の心配はなさそうです。
選んだのは、綸子の付下げです。
私の着物は、お茶を前提に求めたものが多いです。
お稽古用、初釜用、大寄せのお茶会用など、、、
この着物は、柄の少なさが、控えめな感じで気に入っています。
どこのお席に伺っても、お邪魔にならない安心感があります。
母が仕立ててくれたのですが、こう見ると、柄合せをかなり頑張ったのがわかります。
着物は、オレンジがかった地色のところに、梅、椿、菊などがごく淡い色調で描かれています。
帯は、逆に、白のところにオレンジの熨斗。熨斗の中には、梅や菊、楓、桔梗などが白い糸で刺繍されています。
着物と帯の色調があまりにも似ているので、帯揚げ、帯締めの小物は、グリーンを選んで、アクセントをつけました。
茶と緑は相性が良いと思います。
帯揚げは、絞りを使いました。
紬などの普段着には、絞りの帯揚げは相応しくないと言われています。
今日の着物は付下げなので、グレードを合せました。