母と私の着物ぐらし

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9月の着物コーデ~11日

いち日ずれこんでおります。

 

 

母も私も選んだものではなく、趣味の良い先輩方から頂いたものでもない着物が存在します。

 

母は、新舞踊の師範を長くしておりました。

今は、教えることからは引退致しましたが、流派には在籍しております。

流派の新年会は、以前は温泉へ泊りがけという華やかさでした。

新年会くじ引きで、当たった反物を母が仕立てたのが、この着物です。

 

あまりに地味なので、80過ぎまで着れるねと言っていた母ですが、80を過ぎても地味過ぎると言ってあまり着ることがありません。

 

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今日は、法事のお食事のお部屋の担当をさせて頂くので、モノトーンが相応しいかと思い、試しに着てみました。

 

黒の着物に辛子色の帯を合せたかったので、この帯を選びましたが、芯を入れて仕立てた帯なので、暑かったですね。

やはり、この時期には、博多帯のようなものが良いようです。

 

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縞のように見えて、じつは格子であったり、麻の葉の部分があったりする着物です。

不思議に、母が着た時よりも地味な印象にならないようです。

 

小物は、水色と迷いましたが、緑を選びました。