暑いですね。
こんな日にも、いそいそと着物を着てしまう私。
”涼しそうですね” と、言って頂くこともあるのですが、”着物、暑くないですか?” と聞かれることも度々です。
そりゃまぁ、暑いですね。
でも、慣れているというか、私としては、こんなに暑ければ、何を着ていても暑いに違いないと思うのです。
私にとっては、夏のストッキングの方が辛いです。
以前、母の踊りのお弟子さんが、絹のストッキングを私にプレゼントして下さいました。
舞台の日などは、私は雑用係なので、それを労って下さったのです。
絹のストッキングは、比較的涼しいです!
そして、冬にはくと温かいです。
絹のすばらしいところです。
今日、選んだ着物は、綿、麻、化繊の交織です。
いわゆる薄物と呼ばれるもので、細い糸で織られています。
見た感じは透けていて、紗かな?と思えるのですが、生地をアップで見てみると
もじり織にはなっていません。
紬風の糸が使われているのが判ります。
細い糸で、しかも隙がある織り方なので、着心地は涼しいです。
網の柄は、水を連想させるので、涼を呼ぶ柄と言えます。
帯は、暗いグリーンです。