母との散歩中もキョロキョロと和菓子屋さんを探しておりますが、無いですねぇ。
私の町は、お正月などには<七福神めぐり>が出来るほど、お寺さんが多いのです。
いわゆる寺町には、一軒くらい生菓子を作ってくれるお店があってもよさそうですのに、、、
先日桜餅を買ったお店に、今日は柏餅を買いに行ってきました。
地元で頑張っていらっしゃるお店なので応援しようと心を入れ替えたところです。
以前のように、練り切りやきんとんを作って下さるとありがたいのですが、ふと見ると、ご主人もお年を召されました。
儚い望みのようです。
柏餅、なんと!ひとつ110円。
美味しいんですよ。しかも大きいです。
銘々皿が一段と小さく見えます。
私は、こし餡を。
母は、草餅タイプのつぶ餡を、それぞれ頂きました。
お抹茶と共に頂きました。
お茶事が出来なくて淋しいので、せめて季節の茶碗を出してみました。
京焼です。
私は、渋いお茶碗よりも美しい京焼が好きです。
乾山 灰釉 八つ橋 とあります。
写しと言うよりは、八つ橋のデザインを参考にして作られたという印象の茶碗です。
この茶碗は、正面に置くと、内側の菖蒲も向こうの正面に来ます。
正面を避けて頂くために、お茶碗を回しますが、茶碗によっては、その時に内側の絵が視線に真っすぐになるように、正面の絵の裏側に内側の絵が描かれる場合もあります。
5月は初風炉です。
炉の風情の方が好きではありますが、初風炉という爽やかさにも心躍ります。