緊急事態宣言が出まして、バイト先もご予約が頂けません。
キャンセルが続出です。
残念ですが、一個人としましては当然のことのようにも思えて、複雑です。
土曜日ですのに2組のご予約です。
個室があるので、ご家族様のお集りでしたら安全と思って下さったのだと思います。
そのお一組が法事。
ご家族のみで故人を偲ばれるとのことです。
お悲しみのところ、お正月気分の着物は避けたいと思いました。
二重太鼓は、<重なる>ということで、お祝い事には良いのですが、法事にはふさわしくありません。
名古屋帯限定で選ぶとしても、季節感を楽しみたいです。
選んだのは、塩瀬の椿の帯です。
母が締めていた時から、このぼや~っとした優しげな柄が好きでした。
帯を塩瀬と決めたので、着物は織の物を選びました。
洗える着物です。
胴の椿は、真ん中を外したつもりが、どん!と中央になってしまいました。
もう少しどちらかにずらす方が好みですのに残念です。
お太鼓の柄は、いい感じに出たと思います。
帯揚げは、椿にぼやぁ~と使われているピンクに合わせました。
帯締めは、着物の端切れで母が作ってくれた丸ぐけです。
グレーの地に、ピンクと紫が使われている更紗柄の縮緬です。
つなぎ目にはビーズをあしらいました。