母と私の着物ぐらし

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1月の着物コーデ~16日~お正月気分を離れて

緊急事態宣言が出まして、バイト先もご予約が頂けません。

キャンセルが続出です。

残念ですが、一個人としましては当然のことのようにも思えて、複雑です。

 

土曜日ですのに2組のご予約です。

個室があるので、ご家族様のお集りでしたら安全と思って下さったのだと思います。

 

そのお一組が法事。

ご家族のみで故人を偲ばれるとのことです。

 

お悲しみのところ、お正月気分の着物は避けたいと思いました。

二重太鼓は、<重なる>ということで、お祝い事には良いのですが、法事にはふさわしくありません。

 

名古屋帯限定で選ぶとしても、季節感を楽しみたいです。

選んだのは、塩瀬の椿の帯です。

 

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母が締めていた時から、このぼや~っとした優しげな柄が好きでした。

 

帯を塩瀬と決めたので、着物は織の物を選びました。

洗える着物です。

 

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胴の椿は、真ん中を外したつもりが、どん!と中央になってしまいました。

もう少しどちらかにずらす方が好みですのに残念です。

 

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お太鼓の柄は、いい感じに出たと思います。

 

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帯揚げは、椿にぼやぁ~と使われているピンクに合わせました。

 

帯締めは、着物の端切れで母が作ってくれた丸ぐけです。

グレーの地に、ピンクと紫が使われている更紗柄の縮緬です。

つなぎ目にはビーズをあしらいました。