お正月なので、許して頂きます。
三が日は、朝から飲みます!
どぉ~~~~~~ん
少しでも、体調が悪いと、お酒を飲みたくないですし、飲んでも美味しく感じません。
母と二人、美味しくお酒を頂けることに感謝して、また、このありがたい環境が続きますように祈りながら、飲みます。
暮れに群馬の叔父がお酒を贈ってくれました。
叔父は、お酒が飲めません。
母の弟とは思えません。
辛口と甘口と、どっちがいい?と電話があって、辛口をリクエストしました。
<ホマレクニミツ>かと思いきや、<ホマレコッコウ>です。
美味しく頂いております。
二日目は、さすがにお節のお重が穴凹になって余り物感がでてしまうので、盛り分けます。
数の子さえあれば、母の機嫌は保たれます。
きんぴらは私が作りました。
お節の中のごぼうよりも美味しいと母が誉めてくれました。
太めに切るのが我が家流です。
お陰様で83歳の母も入れ歯のお世話になっていないので、歯ごたえを楽しめます。
元旦の夜は、頑張って買った生食OKの蟹をどうだ!とばかりにテーブルに出したのですが、
なんと、母が、生臭い~水っぽい~、、、、美味しくない~
私の解凍の仕方が悪かったのでしょうか?
一旦下げて、焼き蟹にしましたら、良い香りで、甘味も増して、私は美味しいと思ったのですが、
母は、初めの印象を引きずるのでダメでした。
もったいないので、今朝は身をほぐしてワカメといっしょにマヨネーズで和えました。
蟹かまの扱いになってしまいました。
残念。
今年も敏感過ぎる母の嗅覚との闘いになりそうです。
ぐーたらな私でも、2日は<仕事始め>というのは頭にあります。
なので、毎年、茶筅を振ることだけはしようと決めています。
暮れから用意しておいたお菓子です。
源吉兆庵の製です。
ほんのり梅の香りと、ささやかに甘酸っぱい感じがとても美味しいです。
お菓子は、先ずはお味。
そして、銘です。
吉祥梅とはお正月に頂くのにありがたい程に良いお名前です。
母の店のお客様で、定年を迎えられ、陶芸を趣味にされ、ご自宅に窯までお持ちになった方が作って下さったお茶碗です。
私のリクエストで、茶碗、建水、蓋置、水指など作って下さいました。
まるで私の御用窯のようでありがたかったのですが、さすがに今はお歳を召されてしまわれました。
京焼です。
お菓子が梅と名の付くものでしたが、梅をかたどったものではなかったので、この茶碗を使いました。
あ~~~~~~~
茶碗を選ぶだけでも楽しい。
早く、安心してお茶事ができる世の中になりますように。