痛みに強い人と弱い人がいると、聞いたことがあります。
どういうことでしょう?
神経が痛みに対して鈍いというありがたい体質の方がいらっしゃるということでしょうか?
我慢強いという精神的なものでしょうか?
母は、痛みに対して必死に我慢する人です。
そんな母が、昨日は、一日中痛い!痛い!と言っておりました。
寒さも、痛みの原因になります。
母にとって辛い時期が続くことになります。
長生きしてほしいです。
心の底からそう思います。
でも、これだけ体のあちらこちらの痛みを抱えているのを見ていますと、生きていてほしいと願うのも親不孝のような気にさえなります。
大徳寺の黄梅院のご住職の小林太玄和尚のお話を伺う機会がありました。
生きていくうえで辛いこと、それは、愛する人との死別であると、
でも、もっとつらいのは 痛み だとおっしゃいました。
痛みは取り除かなけれはならないと。
湿布、痛み止め、リハビリ、、、
あと、有効なのは、一瞬でも気を紛らわすということです。
韓流ドラマを真剣に見ている、その一瞬。
美味しいものを口にした、その一瞬。
その一瞬をどれだけ集められるかが、娘である私に掛かっています。
コロナ禍での親孝行は難しいです。
昨年までは、温泉に行くことが出来ました。
外食も好きな母でしたが、今は行けません。
新舞踊の師範として、ご近所では<踊りの先生>で通っている母ですが、
舞台も全て中止となりました。
何とか、母の気が紛れる一瞬を見つけて、増やしていきたいのですが、、、