母と私の着物ぐらし

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12月の着物コーデ~5日~雨

寒いですね。

朝から細かい雨が降っています。

 

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洗える着物です。

あまり色を使っていない小紋は、色無地同様に帯が目立ちます。

 

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着物の、この鳳凰の柄を見て、母がお気に入りだった帯を思い出しました。

 

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母が愛用しているときから、私も大好きだった鳳凰の刺繍の袋帯です。

鳳凰は、中国の伝説の霊鳥で、平和な世にのみ姿を現すと言われています。

 

地紋は、牡丹唐草です。

唐草文様は、蔓植物が伸びたり絡んだりした形を図案化したもので、強く途切れることなく蔓を伸ばしていくその生命力から、長寿、繁栄を意味します。

百花の王である牡丹ですが、丹は不老不死の仙薬を意味することから、長寿につながります。

 

 

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帯揚げは赤紫のぼかし。

帯締めは淡い紫を選びました。

 

帯締めは、着物の色に近いブルー系も考えたのですが、きつい感じがしたので、これにしましたが、帯に溶け込み過ぎたかもしれません。