今年は梅雨明けが遅れていて、なかなか紗の出番がなかったのですが、ついに
明けました!
黒は陽を集めますが、白い着物よりも更に透けるので、見た目は涼しそうです。
仕立て上がりの物を求めました。
洗える着物です。
安価なものなので、かなりの部分がミシン縫いです。
今は、中国やベトナムで仕立てをするそうです。
生地も、<摸紗(もしゃ)>と呼ばれるもので、紗本来の織り方ではありません。
<本紗>ですと、糸をねじった部分が厚くなります。
<模紗>は、その手間を省いた織り方なので、<本紗>よりも目が粗く、生地も薄くなります。
柄が大好きな雪輪ということで選んだ着物ですが、とても涼しいので重宝しています。
同じく洗える着物でも<本紗>のものは暑いです。
同じ色合いの柄の白地の帯ですと、品よくまとまると思います。
少し、色を足したいときは、水色も涼しそうな装いです。
ピンク系の小物を合せました。
黒にはピンク系も合います。
ローズ色の紗献上(夏用の博多帯)と合わせると可愛らしくなります。