母と私の着物ぐらし

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8月の着物コーデ~盛夏の装い

今年は梅雨明けが遅れていて、なかなか紗の出番がなかったのですが、ついに

明けました!

 

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 黒は陽を集めますが、白い着物よりも更に透けるので、見た目は涼しそうです。

仕立て上がりの物を求めました。

洗える着物です。

安価なものなので、かなりの部分がミシン縫いです。

今は、中国やベトナムで仕立てをするそうです。

生地も、<摸紗(もしゃ)>と呼ばれるもので、紗本来の織り方ではありません。

 

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<本紗>ですと、糸をねじった部分が厚くなります。

<模紗>は、その手間を省いた織り方なので、<本紗>よりも目が粗く、生地も薄くなります。

柄が大好きな雪輪ということで選んだ着物ですが、とても涼しいので重宝しています。

同じく洗える着物でも<本紗>のものは暑いです。

同じ色合いの柄の白地の帯ですと、品よくまとまると思います。

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 少し、色を足したいときは、水色も涼しそうな装いです。

ピンク系の小物を合せました。

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黒にはピンク系も合います。

ローズ色の紗献上(夏用の博多帯)と合わせると可愛らしくなります。

帯揚げ、帯締めは水色を選びました。