母と私の着物ぐらし

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7月の着物コーデ~絽の小紋~紫地に雪輪&花輪

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さほど濃くはない紫色の地に、枝垂れ桜、花輪、雪輪と描かれていて、何方にも好まれる感じの着物です。洗える着物です。

ごくごく淡いオレンジ色の紗の帯(洗えます)に、淡いグリーンの帯揚げ、帯締めを合せました。

 

あやめの花輪で、雪輪の中には椿があり、柄だけを取り上げれば、四季を通じて着ることが出来る感じですが、夏限定の絽の着物です。

桜もあやめも単に可愛らしい図案として扱われています。

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 雪輪を愛して止まない女性は多く、私もその一人です。

雪輪はアウトラインだけなので、その中に色々なものが描かれるところが魅力です。

この着物でも、椿と七宝つなぎが描かれています。

  

 

 

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前姿は下前と上前が重なりますが、後姿は単衣なので、より透けて涼しそうに見えます。

 

この着物には、白、ピンク、グリーンの帯でも合います。

雨の予報でしたので、

 このオレンジの洗える帯を選びましたが、お天気でしたら、絽縮緬を選びたいところでした。

 

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 なでしこの刺繍のある絽縮緬の帯です。 

これも頂き物で、古いものですが、最近、絽縮緬を見かけることはあまりありません。

お茶の勉強会で、絽縮緬の着物をお召しのお嬢さんがいらっしゃいましたが、おばあさまから譲り受けたものということでした。