紐結びを、説明を聞いただけで、すぐに結べる人っていらっしゃいますね。
尊敬してしまいます。私は苦手です。
蝶々結びも、うっかりすると蝶々が縦になってしまいます。
茶道のお稽古でも、色々な紐結びを教えて下さるのですが、私は、その度に、先生のお隣にお邪魔して教えて頂きました。
合い向かいで習っても、どうにもわからないのです。
着物の着付けでも、丸組は楽なのですが、平打ちの帯締めには、慣れるまでには苦労しました。
私のような人も中にはいらっしゃると思うので、帯締めをする人の目線での写真を載せてみます。
① いきなり結ぶのではなく、先ずは、グッと、手前に引きます。
② 左を上に重ねます。着物と同じです。
③ ひと結びします。面を意識して、折るような感じ。
④ しっかり締めます。
⑤ 右に行った方をUターンさせます。
このとき、左手の指で、結び目をしっかり押さえておきます。
⑥ Uターンさせた方を左手で持ち、反対側を右手で取ります。
この時も結びめは、指でしっかり押さえておきます。
⑦ やはり面を意識して、Uターンした方を包む感じで、結びます。
締めたところはしっかりと押さえておきます。
⑧ 最後は、押さえる手を右手に変えて、右手の指先で押さえると
最後までゆるみません。
⑨ 出来上がり
* 結び目を、必ずどちらかの手の指先で押さえておくと、ゆるみません。
* 丸組と違い、面を意識した方が良いと思います。