母と西新井大師に行ってきました。
このケープ!着物でも洋服でも使える便利物です。
カシミヤにミンクでバラを形どった襟が付いています。
肝心な着物の柄ですが、 蕗の葉の中に松や梅、菊、また、宝尽くしが描かれています。
蕗は富貴とも書いて豊かさや、身分の高さを表します。
宝尽くしには、一寸法師でおなじみの何でも願いが叶うという<打ち出の小槌ち>や、お宝を入れる<宝巾着>など解かりやすいものから、他にも
<分銅>お金を量る
<宝鍵>宝が入っている蔵の鍵
<宝珠>思いのままになる
<隠れ蓑>危険から身を隠して守ってくれる
因みに隠れ蓑は女性用で男性用は隠れ笠だとか
<巻物>ありがたいお経の巻物で、知恵、知識の象徴
<七宝>この世の七つの宝(金、銀、瑠璃、瑪瑙-めのうー、珊瑚など)が描かれています。
今日は、母がこの着物を着ましたが、私が着ても良い柄です。
母は、プラチナの帯に薄紫の帯揚げ、帯締めを合わせていましたが、
帯や小物を変えるだけで、感じが変わります。
私には、金色の帯の方が似合うかもしれません。また、いつかご披露させて下さい。