2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧
京都、金沢、日光、浅草、、、レンタル着物で観光地をめぐるのが流行っているようです。 数年前は、ズルズルに着崩れた、明らかに始めから着付けが下手であったと思われる気の毒な姿を見かけましたが、最近は、きちんと、しかも華やかにお召しになっていらっ…
母は、ストレスに弱いタイプです。 真面目な性格が災いしているのでしょうか? 考え込んでしまいます。 突き詰めてしまうのでしょう。 いつか私にこう言ったことがあります。 ”ねぇ、〇〇子、なぜ、人間は生きていくのだろうねぇ?” ーーー??? ”そんなの…
織の着物には染の帯! などと言います。 紬に塩瀬の帯を合せるのは定番ですが、縮緬の帯なども紬には合います。 着物はお茶の先輩のKさんから頂いた大島紬。 帯は母のものです。 まだ、お下がりになっていませんが、この着物に合わせてみたかったので、今日…
2月も今週で終わります。 梅は満開です。 着物は季節の先取りが基本的な考え方なので、梅の着物は、また来年です。 さて、何を着ようかなと、考えて、先週は結城紬でしたので、今日は、大島紬を着ることに致します。 お茶の先輩のKさんに頂いたものです。 …
母は運動が嫌いです。 NHKの<みんなの体操>が始まると、”チャンネル変えて” と言います。 つまりは見るのもキライ。 今、母がお散歩に出るのは、歩けなくなることへの恐怖からです。 肩を上げ下げしたり、腕をあげてみたりと運動らしきものをするのは、…
その1 バードウォッチングがご趣味のEさんから、久々お電話を頂きました。 先日は、埼玉のどこそこまで行って来たとか。 ベニマシコという鳥がお目当だったそうです。 ”で、その、ベニマシコ、見れたの?” ”うん!逢えた!” そうなんですね。愛鳥家の方は …
リハビリのお部屋では、大勢の患者さんが、同時に施術を受けています。 孫娘とおしゃべりしているように楽しそうで、ずっとお口が止まらないおばあさん。 また、逆にリハビリの先生の方が、のべつ話しかけていらっしゃるのもお見受けします。 お話を聞くのも…
年齢的にも十分ですし、着物姿が妙に落ち着いて見えてしまう私ですが、何のなんの、雑で、粗忽者です。 母の店を手伝っていた頃は、私の学生時代からお見守り下さったおじ様方(お客様)が、兎にも角にも私にはお優しくて、母に怒られてもかばって下さいます…
着物は、着た後の始末がちょっと面倒です。 Aベンジン(それ用の えりもと というものが売られています)で、襟や袖口を拭いて、アイロンをかけて、、、 つい先ごろまでは、そういう面倒なことは全部母にしてもらっていました。 自分でするようになってから…
昨日、ちょっと珍しいお問い合わせがありました。 私のバイト先に、デートでお出でになるのに、着物をお召しになりたい。 ついては、 スタッフの着物と被りたくないので、制服の色や柄を教えてほしい。 うううううん。気合入ってますね。 3月の半ばのご予約…
紬独特の風情を楽しみたいなら、結城紬です。 結城紬は縦糸にも、横糸にも紬糸が使われています。 比較的水にも強く、軽くて暖かいです。 母が仕立ててくれました。 撥襟(ばちえり)になっています。 つまりは このように、衿が半分に折って縫ってあります…
初めに、私の愚痴ブログにお心を寄せて頂き、お優しいコメントまでも頂戴し、本当にありがとうございます。 次にお詫びです。 頂いたコメントに、お礼を込めてスターを付けさせて頂こうとしたのですが、なぜか、付けることが出来ませんでした。申し訳ありま…
子どもは、昨日出来なかったことが、今日は出来るようになります。 高齢者は、昨日まで出来ていたことが、今日は出来なくなります。 私だってそうです。 抵抗しておりましたが、老眼が進み、遠近両用メガネに変えました。 変えてみれば、何と楽な事! 針に糸…
先日と同じく、ねじ梅の袋帯を締めます。 柄合せは、かなりいい感じだと思います。 この帯も、色々な着物に合わせて、写真をご紹介させて頂きました。 黄色やオレンジの帯は、比較的どの色にも合うので重宝なのです。 とはいえ、この帯は柄が大きいです。 つ…
お茶の先輩Oさんは、母と同い年。 お子様がいらっしゃいません。 なので、初めて、お歳を伺った時に、”母と同じです” と申し上げたら、 ーーーあらぁ~こんな大きな子いらないわぁ~ と、心の声が聞こえました。 いつまでもお嬢様のままのような、可愛らしい…
扇でも、扇子でも、扇面でも、意味は同じなのですが、この着物を下さったお茶の先輩Oさんが、<扇面の小紋>と呼んでいらしたので、今日の着物の固有名詞となっています。 塩瀬です。 扇面は、末広がりで縁起の良い柄です。 合せの時期でしたら、時期を選ば…
私は生後半年で父を亡くしています。 物心がついた時は、母の実家である祖父母の家におりました。 母と暮らせるようになったのは、やっと一人でお留守番が出来るようになった小学3年生の時からです。 母は、朝から晩まで働いていました。 朝は、近くの独身…
母は、誰からも親しみのある可愛いおばあちゃんというタイプでは決してありません。 どちらかというと、人を緊張させるタイプです。 あまり口数の多く無い(かといって暗い印象でもありません)若いリハビリの先生は、初めは、母と積極的にコミュニケーショ…
グレーという色は自分を主張しないので、どんな色とも合わせやすいです。 そうは思いながらも、梅のアウトラインを描いている<赤>を活かしたくて、赤の無地の名古屋帯を当たり前のように合せることが多かったです。 こんな感じです。 帯締めや帯揚げを変え…
1月には、おめでたい松竹梅の<梅>として着た着物ですが、<梅見月>と呼ばれる2月にも是非着たい着物です。 母にとってもお気に入りの着物で、着る機会の多かった着物です。 裾は母が付け替えてくれました。 絹の裏地は、歩く度の摩擦で、擦り切れるので…
今日から2月です。 月々に異名がありますが、如月(きさらぎ)は、音の響きも素敵ですし、他で使い荒らされていない特別感もあり、一番好きです。 例えば、三月の異名、弥生ですと、女の子の名前としても可愛らしいので使われてきましたし、5月の異名、皐…