2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
8月も25日を過ぎてのお出かけの場合、私は迷わず絽の着物を着ます。 絽は7月8月の薄物の時期全般にお召し頂けるものです。 それに対して紗は、7月末頃~8月の20日過ぎ頃までの盛夏にふさわしい着物です。 この夏の紗の時期は過ぎたように思います。…
立秋を過ぎてもまだまだ暑いです。 暑い日の普段着は綿とポリエステルの交織の模紗が、とても涼しく、また扱いやすく重宝です。 暑い日は、とにかく涼しい素材が一番です。 でも、8月も20日を過ぎました。 少しは秋の気配を装いたいものです。 着物は、生…
着物ぐらしの我が家には、古い着物や帯、端切れ等がかなり大きな衣装箱いっぱいに入っています。 この箱がなかなかの存在感です。 捨てれば済むことですが、捨てられないからこうなった訳で、何かに生まれ変われば、私の気持ちも穏やかに、端切れはこの箱か…
綿とポリエステルの交織の紗です。 正確には、織り方が紗とは違うのですが、紗に見えるものが今はあるのです。 模紗と呼ばれています。 とても涼しい生地です。 この着物は全体的にモノクロに見えますが、柄の中にグリーンが使われています。 帯や小物の取り…
先日、茶杓はお軸に次ぐ大切なお道具で、茶杓には銘があり、その銘は茶事の根幹となることを書かせて頂きました。 hohoan.hatenablog.com その、茶杓の銘ですが、こちらの希望の銘で作って頂くことが出来ます。 いつかは、それをお願いしたいと思っていまし…
母は、一生懸命歩きます。 歩けなくなることの恐怖と戦っているのです。 もう少し、もう少しと頑張るので、突然に座りたくなります。 しゃがみ込むことなんて出来ません。 膝を曲げることが出来ないお年寄りは多いです。 家の近くの都営団地は、緑豊かで、ベ…
上布(上等な麻)と言っても、ポリエステルとの交織です。 実に細い糸で織られていて、とても涼しいです。 しかも、しわになりません。 網目模様に、オレンジと紫の桔梗が描かれています。 網目模様は、魚を<一網打尽>にする大漁を連想させ、つまりは幸せ…
雪輪文様がお好きな方、大勢いらっしゃいますね。 私もそのひとりです。 雪輪の魅力は、そのまぁるい形もさることながら、雪輪の中に色々な柄が描かれることではないでしょうか。 とても可愛らしく感じます。 雪輪はぼたん雪のイメージを図案化したもので平…
今年は梅雨明けが遅れていて、なかなか紗の出番がなかったのですが、ついに 明けました! 黒は陽を集めますが、白い着物よりも更に透けるので、見た目は涼しそうです。 仕立て上がりの物を求めました。 洗える着物です。 安価なものなので、かなりの部分がミ…
絽も、紗も、からみ織(もじり織)という技法を使って、生地に隙間を作っているものです。 横糸の間に縦糸を絡(から)ませて(ねじって)織っていくことで、横糸が接触しないようになり、生地に目が出来て、通気性も良くなるという訳です。 ← 紗の拡大写真 …