母と私の着物ぐらし

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あけましておめでとうございます

 

私の年賀状は、いつもこんな感じ。

一枚描いて、コピーします。

絵のお上手なブログ友の方々、初笑いして下さいませ。

何しろ、母は私が漫画的なものを描くことをとても嫌ったので、描かなくなってしまった小学生の頃で、絵が止まっています。

そこのところ、ご理解下さいませ。

 

まめのすけさんの、”年賀状は筆書きですか?” のコメントに、私のイメージと現実のギャップは大きいと感じたので、今回見て頂くことに致しました。

 

絵の中の母も私も年を取りません。

リアルにほうれい線を書くのも切ないですし、、、ねぇ。

 

お陰様で、母と二人無事に新年を迎えることができました。

朝から良い感じで飲んで、近所の八幡様に初詣に行って参りました。

 

ここ何年かは、お節をお取り寄せしていたのですが、食べたくない物も入っているよねということで、今年は煮物など煮てみました。

 

塗りのお弁当箱に詰めました。

 

 

こんにゃくは、こんにゃく芋から私が作った自家製こんにゃく!

母が喜んで食べてくれます。

お正月なので、ねじねじしてみました。

 

群馬の叔父がお豆を送ってくれたので、黒豆ではないけれど、煮てみました。

まあ、まめに暮らすという意味なら、これでもOKかなと思います。

 

栗きんとんの代わりに叔母が送ってくれた栗を冷凍保存していたので、それで、栗餡を作って、茶巾しぼりにしてみました。

黄金に輝いてはいないけれど、まいっか。

 

母の好物数の子は、昨夜から塩抜きをしておきました。

 

 

二人なので、紅白でかまぼこを買っても、ちと多いって感じなので、今年は赤だけを買って、上をねじねじして、無理やり紅白にしました。

 

 

干支の金杯です。

うさぎがお餅をついています。

 

 

お酒は、母がこよなく愛する久保田の萬壽!

近くの酒屋さんでは売り切れていたので、線路の向こうのドンキまで行って買ってきました。

一升瓶ですと、1万円にもなるというのに、売り切れとは!

私も、元旦から、母に文句を言われるのは嫌なので頑張りました。

でも、うちのは四合瓶です。

すでに、ほぼ飲みきりました。

 

話は変わりますが

ニトリさんで椅子を買いました!

 

後楽園の家具フェスティバルとかにも行ってみたのですが、ニトリさんのものが、デザインもお値段もいちばん気に入りました。

昨日(大晦日)設置。

礼儀正しい可愛い男の子が来て、最終的な組み立てをしてくれましたよ。

 

 

回転するので、とても楽になりました。

母の動きもスムーズです。

 

目の悪い母は、物を拾う時に、よく椅子の背に頭をぶつけるのですが、これでしたら痛くありません。

早速、昨日ぶつけたようですが、痛くなかったぁ~と喜んでいます。

 

3日からはバイトです。

明日までのお正月を満喫したいと思います。

 

今年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

歳神様!家にもいらしてね。

年末における我が家の私の役割の一番目が、歳神様をお迎えするために床の間を整えることです。

 

お飾りは、28日か30日にするものだそうです。

29日は<くんちかざり(9日飾り)>と言って嫌います。

<く>がくるしみ(苦しみ)に通じるのだそうです。

 

一夜飾りも嫌います。

慌ただしく準備することを戒めてのことなのでしょう。

 

我が家は、余程のことがなければ28日にお飾りをします。

 

先ずは目印として、お玄関に

 

 

毎年、干支がデザインされているものを好んで選びます。

 

   (蝋梅、若松、南天

 

先日、お茶の先輩のKさんが届けて下さった七宝の花入れです。

透かしの七宝がとても素敵です。

 

”あなた、確か、七宝が好きだって言ってたわよね。これ、もらってくれない”

 

と、Kさんはいつもこんな感じ。

高価なものをあっさりと手放されます。

私が何かの折にお話ししたこともちゃんと覚えていてくださいます。

 

今回は花入れに使いましたが、いつか長板で、杓立てに使いたいなぁと思っています。

 

そして、床の間

 

 

お玄関と同じく、蝋梅、若松、南天、それに葉牡丹が入っています。

 

もう少し、大きな花瓶が欲しいところです。

 

町内に花屋さんがあります。

ここのお花はもちが違います。

 

蝋梅は、花開くときに良い香りがします。

蕾ばかりのものを選びましたが、今朝、写真を撮ろうとしたら、

 

 

一輪咲いていました。

香ります。

元旦はさぞ良い香りが漂う事でしょう。

 

お軸は

小林太玄和尚の 無事是吉祥

無事是貴人の方がお茶では一般的というか、良く拝見します。

私も、O先輩から譲り受けておりますが、太玄和尚の力強いお手にパワーを頂戴いたしたく、こちらを選びました。

 

今、無事に過ごすことが本当に難しい世の中となっています。

私と母だけではなく、全ての人に平穏無事な日々となりますように、、、

 

私のブログをお見守り下さる皆様!

心から感謝しています。

大好きです!

 

 

12月の着物コーデ~22日~23日~24日~25日

寒い中ではありましたが、バイト先では珍しく若いカップルのご予約をたくさん頂き、華やいだ雰囲気の中、お仕事させて頂きました。

(24日、25日はクリスマス特別コースをご用意しております)

 

あまた有る飲食店の中から、私のバイト先を選んで下さった恋人たちに幸あれ!!!

 

 

~22日

 

雨でしたので、ポリエステルの着物です。

 

 

柄が大きいので、解かりやすいと思いますが。桐の花が上向きと下向きがあります。

これが小紋の特徴とも言えます。

付下げですと、全ての柄が同じ方向を向いています。

 

 

平仕立ての名古屋帯を合せました。

桐の花芯に使われている赤を参考にして、赤い帯を選びました。

着物に使われている一色を帯に持ってくると間違いがないと思っています。

 

 

帯は蜀江文(しょっこうもん)です。

小物も、桐に使われている紫を選びました。

 

 

~23日

 

 

四季の花が描かれていて季節を選ばない柄です。

今ですと、椿に目を留めて下さると嬉しいです。

 

 

松葉仕立ての名古屋帯を合せました。

 

 

小物類はグリーンを合せました。

 

 

~24日

 

クリスマスイブですね。

それを意識したコーデです。

 

 

クリスマスと言えば、赤と緑ですよね。

この発想が、仲居さんのお仲間のKちゃんと全く同じで笑いました。

 

Kちゃんのお着物は緑の地に小さな赤い南天小紋

合せた帯は、臙脂色に辛子色で唐花の刺繍のある名古屋帯

その唐花が、雪の結晶のようにも見えました。

 

 

小物類は金色を選びました。

帯揚げは、手織りの<華琥珀>とあります。

金糸、銀糸が使われていて、堅くて扱いずらいです。

でもキラキラしてくれるのでクリスマスコーデには使いたかったのです。

 

 

~25日

 

私の仕事納めです。

何を着ようか迷いましたが、結局これを

 

 

綸子の小紋です。

洗い張りをして、仕立て直してから着るのは2度目。

目が見えない母が、何日もかけて、何とか着物の形にしてくれました。

仕立ても、お直しも、もう母には頼めないなぁと実感した今年でありました。

 

 

袋帯を合せました。

金糸で露芝が織り込まれています。

 

 

露芝文様が、雪輪取りになっています。

ちなみに、これが雪輪文様で、私のアイコンでもあります。

 

 

小物は紫を合せました。

 

12月の着物コーデ~15日~16日~17日~18日

お出かけする機会もなく、バイトのみの着物生活が淋しいこの頃です。

いえいえ、着物を着てお仕事出来るって、楽し~い🤩🤩🤩

 

 

~15日

 

 

母のお下がりの綸子の小紋

木立のような地紋のある着物です。

地味過ぎると思っていた着物が似合うようになってきました。

少々複雑な心境です。

 

帯は、フラッシュを浴びて光り輝いてしまいましたが、実際にはもう少し控えめな光沢です。

 

 

袋帯です。

波の様な地紋があります。

小紋袋帯を合せると格が上がります。

 

 

帯揚げはクリーム色。

帯締めは、オレンジ色の帯とと相性の良いグリーンを選びました。

 

~16日

 

 

同じ着物で、帯を変えました。

 

 

鳳凰の刺繍のある袋帯です。

鳳凰は、龍、亀、麒麟とともに四瑞と呼ばれます。

名君が出て、天下泰平になると現れると言われています。

格の高い文様と言えるでしょう。

 

同じ着物で、袋帯という形は同じでも、昨日よりも更に格の高い装いになりました。

 

 

渋い取り合わせになりましたので、小物はオレンジを選びました。

 

~17日

 

 

土日は満席を頂戴しておりますので、ポリエステルの着物を着ています。

 

帯は昨日と同じ鳳凰袋帯です。

 

 

 

着物にも鳳凰が見られます。

この重なりを嫌う方もいらっしゃいます。

どうでしょう。

私は、却って調和が良いと感じて下さる方もいらっしゃるのではないかと考えています。

 

~18日

 

 

ポリエステルの小紋です。

縮緬風にしぼがあります。

柄は、辻が花風に描かれていて解かり辛いのですが、椿だと思います。

 

 

袋帯を合せました。

お太鼓に出す部分によって印象の変わる帯なのですが、今日は赤い部分を真ん中に出してみました。

 

このようにも締められます 

 

 

 

帯をきつく巻かないので、脇に皺が入ってしまいます。

この帯は柔らかいので、皺になりやすいです。

皺は目立たない様に後ろにおくるようにしているのですが、少し脇が甘かったようです。

まっいっか。

 

小物類はオレンジを合せました。

地味目になった時に、鮮やかなオレンジの小物は重宝します。

12月の着物コーデ~8日~9日~10日~11日

12月に入って、バタバタしております。

先ずは、お正月休みにお薬が足りなくならない様に、母と病院へ行かなければなりません。

先週は眼科、今週は内科。

これで安心。

 

その間を塗って、母のマイナンバーを受け取りにも行きました。

交通の便の良い所は年内は予約が取れず、往復タクシーで五千円ほどかかりました。

ポイントを申請せねばっ!!!

 

リビングの椅子も探しています。

今週末、東京ドームで家具の展示会があります。

取り合えず、スマホで入場券を取りました。

バイト後に元気が残っていたら見てこようと思っています。

 

~8日

 

 

男物の着物を仕立て直したものです。

結城紬です。光沢がありますでしょ。

 

母の店のお客様のAさんから頂いたものです。

Aさんはこんな方

 

 

hohoan.hatenablog.com

 

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私が、こうして着ていることをきっと喜んで下さると思います。

 

帯はお茶の先輩のKさんから頂いたものです。

無地の着物ですと、帯が目立ちます。

こういう時にこそ、選びたい帯です。

 

 

 

この帯、地の部分も均一な染ではないんです。

ろうけつ染ではないでしょうか。

 

帯揚げはピンクと赤紫のぼかし。

帯締めアイヌの織物です。

 

~9日

 

着物は同じで帯を変えました。

 

 

 

帯の左が下がることが多いので、意識したら、右が下がってしまいました。

まっいっか

 

 

何度も締めている帯なのですが、今日は逆手にして締めました。

と言いますのも、柄が微妙に違うからなのです。

 

今日は上の方に紅葉が飛んでいますが

先日は

 

梅の花になっています。

 

~10日

 


ポリエステルの着物です。

この着物、中国からのお客様に誉めて頂きました。

もっと華やかな色柄がお好みのお国柄かと思ってましたので、意外でした。

 

でも、とても嬉しかったので、母のお下がりであることを申し上げると、

親子でサイズに問題なく着ることが出来ることに驚いていらっしゃいました。

その辺の融通が利くのも着物の良い点ですね。

 

 



帯もポリエステルです。

平仕立ての名古屋帯です。

 

 

帯を選ぶ場合、着物に使われている色の中から一色を選ぶのが無難です。

でも、今日のように、唐突に黒を合せた時は、小物の色を着物の柄の中から選ぶと調和が良くなります。

今回はオレンジを選びましたが、この着物でしたら水色でも、グリーンでも、黄色でも良いと思います。

黒は、比較的どんな色とも合うので扱いやすいです。

 

~11日

 

 

ポリエステルの着物に織風な柄が染められてあります。

縮緬風にしぼもあるのですが、私は、織の柄の着物はたとえ染め柄でも織の着物として扱うことにしています。

昔から 織の着物に染の帯!と言われております。

決まりではなく、それが相性がいいということです。

 

 

歌舞伎の隈取りと緞帳の色合いです。

面白いだけではなく、どんな色にも合わせやすい帯です。

 

前回は緑の着物に合せました

 

 

 

小物はオレンジを選びました。

 

12月の着物コーデ1日~2日~3日~4日

12月に入りました。

何となく気ぜわしくなります。

 

~1日

 

 

塩瀬の小紋です。

お茶の先輩のOさんに頂いたものです。

 

 

扇面の着物に亀甲文の帯。おめでたい装いとなりました。

 

この帯ですが、私は二重太鼓に上げられるのですが、普通の袋帯よりも少し丈が短い様です。なので、柄合せが出来ませんでした。

母は、名古屋帯のように扱っておりました。

 

この着物には共布で八掛が付けられています。

更に小さな扇面が染められてあります。

 

 

共布の八掛は、作家さんのこだわりが感じられます。

また、表地と同じ生地なので丈夫です。

 

 

この扇面の柄が、この時期ですとイチョウのように見えるので、小物は黄色を選びました。

帯揚げは縮緬帯締めは丸組です。

 

~2日

 

同じ着物で、帯を変えました。

 

 

名古屋帯を合せました。

熨斗に、季節の花々が刺繍されています。

今日のように小紋に合わせるのはもちろんですが、この帯でしたら訪問着に合わせてもおかしくないと思います。

 

 

 


小物はグリーンを選びました。

帯締めは母お手製の丸ぐけです。

 

 

~3日

 

ポリエステルの小紋です。

縮緬風にしぼが有ります。

小紋とひとくちに言っても、昨日のように細かい柄のものと、今日のように大きな柄のものもあります。

 

 

 

着物と同系色の茶系の名古屋帯を合せました。

この帯も、刺繍が施されていて、訪問着に合わせることも可能だと思います。

 

 

 

 

着物と帯が茶系なので、小物は茶色と相性の良いグリーンを選びました。

 

 

~4日

 

ポリエステルの小紋です。

これも、縮緬風にしぼがあります。

 

菊、椿、笹、松、梅、四菱などが染められています。

季節に拘らずに着られる着物です。

 

 

袋帯を合せました。

小紋袋帯を合せますと、格が上がります。

ただ、この帯は西陣織の帯などとは違い、趣味の帯という印象が強く、仰々しくなく使える帯です。

 

 

 

 

帯揚げはグリーンの縮緬帯締めはオレンジを合せました。

11月の着物コーデ~26日~27日

11月最後のコーデとなります。

もうすぐ、師走!

今年こそ、大掃除は早めに済ませたいものです。

 

~26日

 

土日は忙しいので、洗える着物にしています。

 

 

ポリエステルではありますが、染ではなく、ちゃんと織り出している着物です。

 

 

明るいグレー地に相性の良い色はたくさんあります。

赤やピンク、グリーンなども合います。

この着物の場合、柄に黄色、赤、水色が使われているので、それを参考に選ぶのも良いと思います。

 

今日は、黄色を意識して辛子色の帯を選びました。

 

この帯もいわゆる趣味の帯といわれるもので、紬や小紋などに合わせて、普段使いするものです。

 

 

帯揚げは、着物の細い縞に使われている水色と合わせました。

帯締めは、グレー、白、ピンクと変わって行く丸組です。

これは、お茶の先輩のOさんが、組んで下さったものです。

細めで、長めなので、あえて、2度からげて藤結びにしました。

 

あえて、と申しますのは、藤結びは本来は振袖などの帯締めにする華やかな結び方なので、紬風の着物にお勧めは出来ません。

ただ、あまりに長くて持て余し気味の時などは、2度からげることによって調節したくなります。

 

 

~27日

 

 

昨日と同じように、ポリエステルではありますが、織の着物です。

 

 

織の着物なので、染の帯を合せました。

平作りの名古屋帯です。

たれが浮いていました。

 

何となく鬼滅っぽい色ですが、歌舞伎の緞帳の色合いでもあります。

柄も隈取りになっています。

 

 

帯揚げはグリーンと相性の良いオレンジを選びました。

帯締めは、紫がかった茶色地の小紋の丸ぐけです。

着物の縞にも紫が使われているのと、着物が縞、帯が市松模様、と堅い印象なので、小紋帯揚げを合せてみました。