母と私の着物ぐらし

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8月の着物コーデ~11日~12日~14日

   ~水色の紗の帯に着物3種

 

着物を仕立てると、

”では、これに合った帯を”

などと、呉服屋さんで勧められるのですが、

 

帯1本に着物3枚

 

などと申します。

 

気に入った帯を見つけて、それに合う着物を何枚か揃えていくという方法もあります。

 

1本持っていると便利な帯の色といえば、白やオフホワイトを上げる方が多いと思います。

ただ、夏は白っぽい着物が多いので、場合によってはボケた感じになりかねません。

 

私が夏の帯としてお勧めするのは

水色の帯です

 

水色の帯だけで、涼しい感じを持って頂けるのが一番の理由ですが、

白い着物にはもちろん、夏には意外に多い、黒地や紺地の着物にも水色は合うからです。

 

3日間、水色の帯で、着物を変えてみました。

 

 

~11日

 

太陽がサンサンの日は、白地の着物がだんぜん涼しいです。

綿とポリエステルの交織の着物です。

 

 

 

 

水色にオレンジは、私は洋服ではあまり合せることをしませんが、着物ですと好きな組み合わせになります。

つまりは、淡いオレンジの地色の着物にも、この帯は合うと思います。

 

今日の場合、着物のオレンジの桔梗とも小物の色が引き合うので、意外にスッキリした感じになったと思います。

 

水色とピンク系の組み合わせは、さらにスンナリ。

 

 

 

 

~12日

 

ポリエステルの着物ですが、極々薄い生地なので、比較的涼しく着ることが出来ます。

 



 

前日は上手くいっていた帯の柄合せですが、、、残念、まっいっか。

 

 

帯揚げは、モノクロの着物とも相性の良い淡いピンクを選びました。

帯締めは白とピンクの夏用の組み紐です。

 

水色の帯は、黒、グレー、ピンクとの相性も良いです。

 

小物を水色にすると、なおスッキリ!

 

 

~14日

 

綿とポリエステルの交織の着物です。

風通しが良く、涼しいです。

比較的曇りがちでしたので、濃い色の着物を選んでみました。

 

 

 

今日も、目指す葉っぱを間違えて、、、残念。ドンマイ!

 

 

帯揚げは青磁色。

帯締めは紺。

小物はピンク系でも合うと思いましたが、今回は、全てブルーの濃淡でまとめてみました。

 

 

 

 

 

仲居さん日記54

3か月ほど前でしょうか、白い杖を使われる女性のお客様がご来店下さいました。

 

私は、別のテーブルのお客様の配膳をしておりましたので、黒服さんが対応。

お客様は

”メニューも見えないので、説明して下さい” と、おっしゃっています。

 

”で、それはおいくらですか?”

 

気持ちの良いくらい、ハキハキと質問されています。

 

お強くて、素敵な方だなと、遠くから感じておりました。

 

ポピーのイラスト(花)ポピーのイラスト(花)ポピーのイラスト(花)

 

お造りは私がお持ちしました。

 

”手前に、お醤油皿を置かせて頂きます”

 

”はい。ありがとう”

 

笑顔です。私より少しお若いでしょうか。

 

”お刺身ですが、12時にマグロ。3時にカンパチ。9時にタイ。手前にワサビや妻が乗ってございます”

 

     

 

家の母もかなり見えないので、お刺身の醤油皿にワサビを乗せてあげる時は

”12時にワサビあるよ”

とか言うので、とっさにそのように申しました。

 

”ありがとう。時計で言って下さると、わかりやすいです”

と、笑顔。

 

わかりやすいと言って頂けたのがとても嬉しかったです。

 

天ぷらとお食事をお運びして、お味噌汁の蓋は失礼して開けさせて頂きましたが、あとは、何の気も使えず、ただ、

”この後、デザートもございますので、ごゆっっくりお召し上がりください”

とだけ言って下がろうとしました。

 

と、その時にお客様のマスクが床に落ちているのを見つけました。

 

お食事中に、マスクをそのままテーブルの上に置いたままになさる方

何かに挟んでテーブルに置かれる方

バックに仕舞われる方

様々です。

 

そのお客様は、隣の椅子においたウエストポーチの上にマスクを置いていたようなのですが、そこから滑り落ちてしまったようです。

 

”マスクが落ちています” と、拾いますと、

 

”ああ、ありがとうございます” と、手を出されました。

 

いえいえ、このままお返しできませんよね。

だって、目がご不自由だから、上手くバックにのせることができなかった訳ですし、落ちたときにも気づくことが出来なかったのです。

いつから落ちていたのか、、、

 

マスクに3秒ルールは効かないまでも、長く床に接していればいるほど、ばい菌が付くような気がします。

 

”アルコールをシュシュッとして参ります”

 

ところが、あろうことか、その瞬間に、

私、マスクを落としました。

 

痛恨のミス。

 

”大変申し訳ありません。念入りに消毒して参ります”

 

そして

アルコールで、かなりしっとりとしたマスクをお返しに行きました。

 

お酒に強い私でも、アルコールをスプレーしたばかりのマスクをかけるとツンとします。

 

”アルコールが飛ぶまで、ゆっくり召し上がって下さいませ”

 

 

お帰りには、

”美味しかったです。また、来ますね。このビルに入っているクリニックに通っているんです”

と、おっしゃって下さいました。

 

 

その後

 

本当によくいらして下さいます。

お一人で

お友達と

そして、御主人様と

 

そうなんです。

お目の不自由なそのお客様は、ご結婚されて、お子様にも恵まれていらっしゃいます。

 

お二人でお来店下さった時、とても仲の良さそうなご様子に、これはただならぬご関係(この言い方変ですか?)と、ピン!ときたのですが、恋人同士かな?って思ったのです。

 

初々しい感じもありましたし、男性の方の気使いが素晴らしかったのです。

 

ところが、お席にご挨拶に参りましたら

”主人です”

と、ご紹介下さいました。

 

見るからにお優しそうなご主人様です。

ご結婚されていることに、少し驚きましたが、とても嬉しい気持ちになりました。

 

でも後になって考えました。

結婚なさっているとは、全く思わなかった私って

それって

差別に近い物でしょうか。

私の中に目の不自由な方は結婚は難しいという、イヤな考えがあったのでしょうか。

 

 

あったように思います。

 

これは恥ずかしいことです。

粗忽な自分を甘く許すのとは違います。

 

このお客様と巡り会ったことにも、大きな意味があったということです。

 

お客様は全盲ではありません。

鼻に着くようになさってスマホも使われます。

 

でも、せっかくの展望が自慢のお店ですが、外の景色は全く見えないそうです。

川らしきもの、緑らしきもの、それすら感じることが出来ないそうです。

 

思わず

”ご不便ですね” と言ってしまったのですが

 

”いえ、別に不便なことはありませんよ” とのお返事でした。

 

そうですよね。

見えないことがこの方には日常で、普通で、

見えない!見えない!見えない!と嘆いても意味がないことですし

全てを受け入れて、生活なさっていらっしゃる。

 

それを、見えない大変さを知らない私が、簡単に不便などと言ってしまって恥ずかしいです。

 

本当に、この方には色々と教えて頂きます。

 

ある日のこと

”今日は病院でしたか?”

と、お訪ねすると

 

”やだ、違うわ。わざわざ来たのよ。お姉さんに会いに”

 

これだけご来店下さるのですから、嫌われてはいないと思ってはおりましたが、あまりにストレートな言葉に、上手くお返事が出来ませんでした。

 

”でも、今日は、バスのアナウンスが良く聞こえなくて、乗り過ぎてしまったの。

今日の運転手さんは聞きづらかったのよね”

 

この時、初めて伺いましたが、このお客様は、聴力にも障害をお持ちなのだそうです。

これまで気づきませんでしたが、ごく小さな補聴器を付けていらっしゃいます。

 

目の方は、不自由は無いとおっしゃったお客様ですが、聞こえないのは不便だそうです。

 

 

先日も、ご主人様とご来店下さいました。

私の着物を涼しそうに見えるとおっしゃってくださったので、お傍に行って、着物を触って頂きました。

 

”生地が薄いので、比較的涼しいです。夏は涼しそうと言って頂けるのが何より嬉しいです”

お客様は私の袖に触れられて、

”ああ、そうね。薄いわね”

と、笑って下さいました。

 

またのご来店をお待ちしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だって私そういう子だもん

先日の母の嘆き

 

ほんと、ガッカリした。

お前だけが頼りなのに、そのお前がこんなにボケてて、

どうしてそうなんだろう。

ほんと、ガッカリ。

あ~ガッカリ。

 

これを涙目で言われました。

 

 

何があったかというと、、、、

 

母の後期高齢者の保険証が8月から新しい物に変わりました。

       保険証のイラスト

それは解かっていたのですが、ついうっかり、古い保険証を持って行ってしまったのです。

 

それに対して、ものすごく怒っています。

 

受付に間違って持ってきたことをお詫びして、後で持ってくることにしました。

 

診療までにはまだ時間がかかりそうなのですが、いつ呼ばれるか分かりませんし、目の悪い母を一人で置いて家にもどれません。

診療が済んだ後、薬局で待たせようか、さて、どうしましょう。

長く座っているだけでも疲れてしまいますし、、、

 

色々考えて、薬局に処方箋を出して、母とタクシーで帰宅して、私がひとりで病院と薬局に戻ってくるのが一番よいようです。

そうしましょう。

 

これで、私的には解決!なのですが、母の怒りは納まらず、ずっとブツブツと言っています。

 

私が悪いのですが、ちょっとしつこい!

誰にだってミスはある!まあ、私の場合多いけれど。

 

で、

 

 

だって私そういう子だもん

 

     勝ち気な子供のイラスト(女の子)

 

 

と、皮膚科の待合室で、開き直って言い放ったという訳です。

 

私って雑なんですよね。

そして、自分に甘いです。

まっいっか。ドンマイ。って性格です。

 

そう言えば、大好きな人に

ドンマイは人に言ってもらうんだよ。自分で言うセリフじゃないよ。

と、ご注意を受けたことがありました。

 

ドンマイ 😅😅😅

 

母も私の性格は充分に解かっているのですが、自分の子はもっとちゃんとしてほしい!とか、私の子なら出来るはず!とか、それこそ、ついうっかりと期待してしまうのでしょうね。

 

それを裏切った事件だった訳です。

 

そうそう、肝心の帯状疱疹の方は順調に回復して、週に2回の通院も1回に減らして良いとのことでした。

 

ご心配をして下さった皆様。

本当にありがとうございます。

 

 

さて、全てのことに意味があると信じています。

 

そうか!

一人で出かければ、母が欲しいといっていた簾を買ってくることが出来ます。

 

簾なんて何処に売っているのかと思っていたのですが、なんと、100均で扱っているのを見かけました。(200円でしたけど)

 

皮膚科のすぐ近くにダイソーがあるのですが、いつもは母と手を繋いでいるので、大きなお買い物は無理なのです。

せっかくなので、100均を覗いて来ることに致しましょう。

 

井村屋のあずきバーを食べて、少し涼んで、いそいそと、キャリーバックを持って出かける私に

こんなに暑い日に行ったり来たりしたら、熱中症になる!

と、母はまだ怒っていました。

 

病院で保険証を提示し、ご迷惑をおかけしたことをお詫びし、薬局では既にお薬は出来ていたので、頂いて、100均へ。

 

大きさがいくつかあるので母に確認の電話。

母の部屋の2つの窓と、リビングの母側の席の分と3本は必要です。

緑内障のところに白内障が悪化した母は、すごく眩しくて辛いのです。

 

キャリーバックから大きくはみ出していますが、大丈夫。引けます。

スーパーにも寄って買い物して戻りました。

 

 

帰宅すると、今度は母が、今度はひどくトーンダウンして

 

ダイソーからの電話は早かったね。

やっぱ、お母さんが一緒にいないと、動きがスムーズなんだね。

 

夕飯後には

 

お母さんが洗うよ。

お前ばっかりすることが多くて、お母さんは何もしないから、、、

 

どうやら、私がバタバタしているので、全てに頭が回らないのだと思ったようです。

 

もちろん、私が片付けました。

 

どうして、作りながら片付けるってことが出来ないのっ!

とか、母のストレスがマシマシになるのを避けるためです。

 

怒ったり、落ち込んだり、忙しい母です。

 

 

 

 

 

 

 

8月の着物コーデ~4日~5日

~4日

 

朝方などは涼しいと感じられるほっとする日となりました。

雨の予報でしたが、降る前に帰宅が出来てラッキーでした。

 

ポリエステルの紗です。

 

 

以前、仲居さんのお仲間で、これと全く同じデザインの着物を着ていらした方がいました。

お母様からお譲り頂いたものだそうで、彼女のは絹でした。

同じように見えても、肌触りや質感が全然違います。

彼女は着心地も涼しいと言っていましたが、私のこのポリエステルの紗は、とっても暑いのです。

 

伝統的なもじり織です。

 

 

これだけ、布目が空いているのですが、途中に平織りが入り、空きの少ない絽(ポリエステル)よりも暑く感じます。

 

私の考えですが、捩じて織っているところに空気の層が出来るのではないでしょうか。

空気に保温効果があるのは、ダウンで実証済みです。

 

そして、最近、こうした伝統的な織り方の化繊の紗を見かけなくなり、模紗とか疑紗とか呼ばれる単に平織りの目の粗い着物が目に付くのは、この暑いという大きな欠点の為ではないかと思うのです。

 

それでもこの着物を手放せないのは、雨に濡れても、濡れたことが目立たないというか、全く分からないことと、やはり、伝統的なデザインです。

 

 

紗は、布目が空き過ぎて、上手く染まらなかったため、柄を入れたい場合は、地紋に織り出す方法が取られました。(紋紗)

 

後に、綺麗な染めを施すために、間に平織りを挟んだ絽が生まれました。

 

これは、菱が花びらのようになっているので、花菱と呼ばれる文様です。

単なる菱が、このように4つ並んでいる場合は、武田信玄の家紋である武田菱です。

 

 

透けて、涼しそうに見えるのも救いです。

 

ポリエステルの名古屋帯です。

ブルーと白はすっきりと見えますね。

この帯のデザインは好きなんですよねぇ~。締めづらいけど、、、

 

 

小物は迷わず、水色を選びました。

着物のブルーと合うのはもちろんですが、帯の臙脂色(?)との相性も良いと思います。

帯揚げは絽。

帯締めは夏用の組み紐です。

 

 

~5日

 

涼しいので、ポリエステルの絽の着物を選びました。

先日、シミが写真に写りこんでしまって、酷く驚きました。

油シミのようでしたので、その部分に台所用石鹼を付けて歯ブラシで洗ってみました。

 

その結果

 

 

 

 

落ち切ってはいません。目立たなくはなりましたけど、、、

 

先日がこれです。

 

 

洗えると思って油断しておりました。

これは去年の染みです。早くに手当すれば良かったです。

 

 

ポリエステルの紗の名古屋帯です。

化繊だからと、何も考えずに洗ったら、少し縮みました。

 

夏の化繊の着物は、1回ごとに洗ってしまいます。

洗濯機で、他の洗濯物と一緒に洗っても問題ありません。

ですが、帯は、汚れが我慢できなくなってからの方が良いと思います。

 

縮まなくても、糊が取れると言いますか、シャッキリ感が薄れる恐れもあります。

 

 

小物は、淡いグリーンを合せました。

 

この紫の着物にはグリーン系も合いそうだなと、以前から思っていました。

 

先日のグリーンの帯

 

 

これはどうかと母にきいたところ(つまりは、私も迷っていました)

 

”その組み合わせは、お母さんは好きじゃない。品がない” 

と、バッサリ。

 

なるほど、品が無いのはいけませんね。

 

 

7月の着物コーデ~28日~29日~31日

なかなか更新できず、3日まとめてのコーデとなりました。

 

暑いですね。

どれを着たい!というよりも、どれがより着心地が涼しいか!で選んでいます。

 

 

~28日

 

 

綿とポリエステルの交織の着物です。

今月着ておりますが、又選んでしまいました。

伝統的な紗の織り方ではありませんが、薄い上に生地目が粗いので涼しいのです。

 

 

グレーと水色の間の様な色合いの名古屋帯を合せました。

 

 

帯揚げは、あまり見えていませんが、着物に使われている藤色とほぼ同じ色を選びました。

帯締めは、ピンクと白の夏用の組み紐です。

 

とにかく暑苦しい感じにならないようにと、それだけを考えました。

 

ちなみに前回のコーデは

 

 

帯揚げのトーンがひとつ明るかったですね。

帯締めは同じものを選んでいます。

よく言えば、好みがブレていないですね ( ´艸`)

 

 

~29日

 

 

やはり、白っぽい着物を選びました。

ランチのみのバイトなので、一番太陽が元気な時に帰宅となります。

濃い色は陽を集めてより暑いのです。

 

これも綿とポリエステルの交織です。

28日の着物と同様に紗風です。

疑紗とか模紗とか呼ばれるのですが、この呼び方どうかなぁ~と思ってしまうんですよね。

 

 

 

濃いグリーンの名古屋帯を合せました。

 

 

この着物には少しだけグリーンが使われているので、帯も帯揚げもグリーン系にしました。

帯締めは、淡いグリーンと迷いましたが、着物もモノトーンのように見えてしまうので、オレンジで色を添えました。

片側だけにグリーンも組み込まれているこの帯締めは使い勝手が良いです。

 

ちなみに先日は

 

 

やはり、グリーンを活かしたいという気持ちだったようです。

 

 

~31日

 

交織の絽もあるのですが、紗の方が風が通ります。

先週から白を続けて着ましたので、他には無く、、、

選んだのは藍色です。

 

 

白よりも透け感は増すので、見た目の涼しさは増します。

日傘に隠れて帰って来ようと決意しました。

 

トンボが花輪のようにまぁるくデザインされています。

トンボは早いかな?と思いましたが、出勤時に目の前を飛んでくれて ”もういいよ~”って言ってもらった感じがしました。

 

 

淡いオレンジの紗の名古屋帯をあわせました。

 

 

あまり色を多く使わない方がスッキリと見えるのではないかと考えました。

 

ちなみに昨年のこの着物のコーデは

 

 

この着物にはオレンジを使いたくなるようです。

7月の着物コーデ~24日

綿と化繊の交織の着物は、洗える上に、涼しく着ることが出来るので重宝です。

 

 

近頃の夏の着物は、模紗とか疑紗とか呼ばれる、紗ではないけれど、紗のようなものもありますし、これは何?と聞かれると困ることがあります。

 

細い糸で平織りされているので、麻であれば上布ということになりますが、違いますし、もう、単に薄物で良いのではないでしょうか。

 

着物は、織り方や、柄によって格付けがあるので、そこが面倒と感じられる方もいらっしゃると思いますが、夏の正装は<絽>のみです。

それ以外はすべておしゃれ着に過ぎません。

 

 

雨の心配が無かったので、絹の帯を合せました。

平仕立ての名古屋帯です。

 

垂れに皺が入るのは、腰布団で補正をすれば解決できるのですが、私は面倒なので付けません。この時期、暑いですし。

 

襦袢には<うそつき>と呼ばれる2部式のものを使ったので、これだけ着物が薄いと、腰の下に、上の襦袢の陰が出てしまいます。

これを嫌う人は、長襦袢を着れば大丈夫です。

 

2部式の襦袢の上は、袖以外は綿で仕立てられています。

そこに化繊の絽の袖が付いています。

綿の部分が汗取りをしてくれるので、私は、この暑い時期に洗える着物のときは、肌襦袢も省略してしまいます。

着心地よく、楽に着ることを優先します。

 

でも、このお尻の辺の襦袢の陰が気になったので、母に丈の短めのうそつきを作ってもらいました。

それですと、帯の垂れの下までに収まるのですが、衿が浮いてきた時に少し引きずらくなります。

色々と工夫をしても一長一短あります。

 


このグリーンの帯ですが、芯を入れて仕立てましたら、思ったよりも明るい色合いになってしまい、あまり出番がありません。

着物に使われている相性の良いオレンジを頼りに、この帯を合せてみました。

 

帯揚げ、帯締めもオレンジ系でまとめました。

帯揚げは絽。

帯締めはオレンジとグリーンの夏用の組み紐です。

 

 

7月の着物コーデ~21日~22日

   ~<雪輪>で涼を呼ぶ

 

<雪輪(ゆきわ)>と呼ばれる柄があります。

私は、この雪輪文様が大好きで、アイコンにも使っています。

 

hohoan.hatenablog.com

 

冬の柄の様で、意外にも薄物によく見られます。

雪のイメージで、少しでも涼を感じて頂きたいという気持ちでデザインされるのだと思います。

暑中見舞いに、氷山とペンギンの絵を描いて、涼しさを届けようとするのに似ています。

 

~21日

 

ポリエステルの小紋です。

 

 

写真を見て驚きました。

シミがぁ~~~

実際には、これほど目立たなかったのですが、ひどいですね。

これ、油シミのようです。

普通に洗っただけでは落ちなかったのですね。

 

油シミには、食器用洗剤が効果有り!なんです。

あとで、試してみます。

 

枝垂れ桜、菖蒲の花輪、雪輪の柄になっています。

 

<花輪>

 

 

<雪輪>

 

 

 

 

ポリエステルの紗献上を合せました。

この帯は、化繊でも、ズルっとしないで締めやすいです。

 

 

雪輪は、円に満たない形なので、

私は未熟者です。よろしくお願いします。という気持ちを表現できると言います。

この着物には、白や水色の帯が涼しげかと思いましたが、ピンクで可愛い印象を目指しました。

 

涼しさは帯揚げの水色に託しました。

帯締めは、白、ピンク、赤の夏用の組み紐です。

 

 

~22日

 

綿とポリエステルの交織の紗です。

模紗とか、疑紗とか呼ばれる手のものです。

伝統的なもじり織にはなっていませんが、目が粗いので、とても涼しく着ることができます。

 

 

この透け感はMAXですよね。

 

 

前は、下前の柄が透けますが、袖や後ろは襦袢が透けます。

 

帯は、締めずらいのですが、この着物には色柄が合うと思うので選びました。

 

雪輪の中に色々な花が描かれています。

 

梅 (私のアイコン)

 

 

撫子

 

 

 

 

 


桔梗

 

 

 

帯揚げは、水色の絽。

帯締めは、白と黒の夏用の組み紐を合せてみました。