先日の紫の桜の小紋を今日も着ます。
同じ着物を日を空けずに着る時は、帯や小物での変化を楽しみと致します。
さて、帯は、、、
桜の柄の着物に、違う種類の花柄の帯はケンカしてしまいそう、、、
ピンクに比べて紫は主張が強いので、帯はポワンとしたものが良いのかしら、、、
帯揚げは、紫がかったピンク。
帯締めは、グレーと薄紫と白を使った物にしました。
今日は、9月以来、半年ぶりの外食です。
せっかくなので、着物を着て出かけることに決めました。
母の足腰、その上、目の状態を考えると、今後、そう長く草履は履けないと思います。
でも、母も女です。
たまにはおしゃれに訪問着を着て出かけたいはずなのです。
まずは、お供の私の選んだ着物ですが、
桐の葉でしょうか?柏の葉でしょうか?わかりませんが、全体には芝が描かれています。母のお下がりです。
この着物は、八掛(裾回し)も共布で染められています。
これが、裏です。
グリーンが印象的な着物なので、これからの季節に合うのではないでしょうか。
衿は淡いピンクのビーズをしてみました。
衿に厚みが出るので、着物の衿が直接肌に触れることがなく、汚れずらいという利点があります。
あと、やはり、華やかな装いになりますね。
帯は迷ったのですが、黒を選びました。
ハッキリして、良かったと思います。
さて、母の装いですが
グレーの濃淡、裾は黒の辻が花です。
帯はプラチナ。とても軽いです。
母は、白のビーズの衿をしています。
我が家の2階の窓からは、お隣の桜がとても綺麗に見えます。
手が届きそうです。
お隣は敷地が広いので、御自分の窓からは、この桜は少し距離があります。
母のリハビリの帰りには、昨日の雨に負けないで、私たちが通るのを待っていたかのようにはらはらと散る花びらを堪能してきました。
家の桜と呼んでしまっているお隣さんの桜も満開です。
今日のお昼は、海苔巻きでも買ってきて、2階で食べましょう!ということになりました。
せっかくのお花見気分なので、ビールも飲もう!
あり合わせのおつまみ。
母は、チーかまも好きなんですよね。
これだけありがたい思いをさせて頂いておりますので、文句の言えた義理ではありませんが、この桜の秋の枯れ葉のお掃除はけっこう大変です。
そんな気持ちを詠んだ母の短歌があります。
玄関に吹き寄す紅葉日に幾度清むも安し花見の料ぞ
今日は、久々に母が着物を着たので、ご披露させて頂きます。
長く、踊り(新舞踊)の指導者として、民舞連盟の副会長を頑張ってきた母ですが、今月で引くことと致しました。
今日は、最後の会議に出席。
ご挨拶もあるので、色留を着た母です。
何枚かあるうちの、一番春らしいと感じるものを私が選びました。
実際は、もう少し緑な感じです。
色留なので、顔周りに柄がありません。
なので、お顔が綺麗に見えるなどと聞いたことがあります。
色留は、ほとんどの場合、紋を入れると思いますが、母は、訪問着の格で着るために、あえて紋は入れませんでした。
帯は、全面に大きく藤の刺繍があります。
裾模様の蘇州刺繡です。
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