母と私の着物ぐらし

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3月の着物コーデ~31日~紫の桜の小紋

先日の紫の桜の小紋を今日も着ます。

 

同じ着物を日を空けずに着る時は、帯や小物での変化を楽しみと致します。

 

さて、帯は、、、

 

桜の柄の着物に、違う種類の花柄の帯はケンカしてしまいそう、、、

 

ピンクに比べて紫は主張が強いので、帯はポワンとしたものが良いのかしら、、、

 

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帯揚げは、紫がかったピンク。

帯締めは、グレーと薄紫と白を使った物にしました。

 



 

3月の着物コーデ~30日~母と娘の訪問着

今日は、9月以来、半年ぶりの外食です。

 

せっかくなので、着物を着て出かけることに決めました。

母の足腰、その上、目の状態を考えると、今後、そう長く草履は履けないと思います。

でも、母も女です。

たまにはおしゃれに訪問着を着て出かけたいはずなのです。

 

まずは、お供の私の選んだ着物ですが、

 

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桐の葉でしょうか?柏の葉でしょうか?わかりませんが、全体には芝が描かれています。母のお下がりです。

 

この着物は、八掛(裾回し)も共布で染められています。

これが、裏です。

 

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グリーンが印象的な着物なので、これからの季節に合うのではないでしょうか。

 

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衿は淡いピンクのビーズをしてみました。

衿に厚みが出るので、着物の衿が直接肌に触れることがなく、汚れずらいという利点があります。

あと、やはり、華やかな装いになりますね。

 

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帯は迷ったのですが、黒を選びました。

ハッキリして、良かったと思います。

 

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帯揚げは淡いピンクの絞り。帯締めもピンクです。

 

さて、母の装いですが

 

 

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グレーの濃淡、裾は黒の辻が花です。

帯はプラチナ。とても軽いです。

帯揚げ、帯締めは、同色の薄紫です。

 

母は、白のビーズの衿をしています。

 

 

 

2階でお花見~お隣さんの桜

我が家の2階の窓からは、お隣の桜がとても綺麗に見えます。

 

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手が届きそうです。

お隣は敷地が広いので、御自分の窓からは、この桜は少し距離があります。

 

母のリハビリの帰りには、昨日の雨に負けないで、私たちが通るのを待っていたかのようにはらはらと散る花びらを堪能してきました。

 

家の桜と呼んでしまっているお隣さんの桜も満開です。

 

今日のお昼は、海苔巻きでも買ってきて、2階で食べましょう!ということになりました。

せっかくのお花見気分なので、ビールも飲もう!

 

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あり合わせのおつまみ。

母は、チーかまも好きなんですよね。

 

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これだけありがたい思いをさせて頂いておりますので、文句の言えた義理ではありませんが、この桜の秋の枯れ葉のお掃除はけっこう大変です。

 

そんな気持ちを詠んだ母の短歌があります。

 

玄関に吹き寄す紅葉日に幾度清むも安し花見の料ぞ

 

3月の着物コーデ~28日~名残の桜~紫の桜の小紋

桜の柄は、木から離れているものは季節を関係なく着ることが出来ると言います。

 

桜と言えば、あの淡いピンクです。

気持ちまでほんのり染められてしまいそうです。

 

この時期に、たとえ桜の柄が描かれていなくても、ピンクというだけで桜を感じることが出来ます。

 

では、紫の桜の小紋は、、、

 

私は、桜が満開で、ひと雨降れば散ってしまうというときに、名残りの桜として、この着物を着ることが多いです。

 

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母のお下がりのポリエステルの着物です。

帯は正絹の袋帯

青海波の中に雪輪です。

 

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帯揚げは、ワイン色のぼかし。

帯締めはピンクにしました。
 

 

3月の着物コーデ~26日~母編~春の色合いの蘇州刺繍の色留

今日は、久々に母が着物を着たので、ご披露させて頂きます。

 

長く、踊り(新舞踊)の指導者として、民舞連盟の副会長を頑張ってきた母ですが、今月で引くことと致しました。

 

今日は、最後の会議に出席。

ご挨拶もあるので、色留を着た母です。

 

何枚かあるうちの、一番春らしいと感じるものを私が選びました。

 

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実際は、もう少し緑な感じです。

色留なので、顔周りに柄がありません。

なので、お顔が綺麗に見えるなどと聞いたことがあります。

 

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色留は、ほとんどの場合、紋を入れると思いますが、母は、訪問着の格で着るために、あえて紋は入れませんでした。

 

帯は、全面に大きく藤の刺繍があります。

 

裾模様の蘇州刺繡です。

 

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もっとアップにすると

 

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3月の着物コーデ~25日~ピンクの付下げ2+白地の名古屋帯

昨日の着物をもう一日着ることにします。

この着物、左右で感じが変わります。

 

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帯は、白地の平仕立ての名古屋帯です。

 

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あら、帯が少し曲がってます。

ご愛嬌ですね。

 

白地の名古屋帯は、様々な色の着物に合わせやすく、1本あると便利です。

この帯は、刺繍がありますが、派手さは無いので、付下げでも、小紋でも合うと思います。

 

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帯締め帯揚げは、裾のグリーンに合せました。

 

 

 

 

3月の着物コーデ~24日~ピンクの付下げ

もともと、春らしい色合いのピンクですが、この時期にピンクですと、それだけで桜を感じます。

 

東京の桜は、満開の木もあり、場所によっては、まだ3分咲の木もあり、というところで、今日はお天気にも恵まれて、お花見日和です。

 

さすがに今日は、バイト先も忙しくなると期待できるので、ポリエステルの付下げを選びました。

 

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地紋は、紙吹雪のようなものと扇面です。 

 

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帯は、裂地の色合いが着物と同じようでしたので、選びました。

正絹の花車の刺繍の袋帯です。

 

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帯揚げ、帯締めは水色系で揃えました。

どちらも小紋を仕立てたときの余り布を利用しています。